環境
環境問題の基礎知識
FSCマーク "適切な森林管理"
2009/10/06 更新国内の木材需要は、主に家屋に使う製材と紙に使うパルプ・チップである。日本の国土は7割が森林に覆われているが、需要の8割を輸入に頼っている。では、ふだん目にする木材や紙がどこの森林から伐り出されているかご存じだろうか。
FSC(森林管理協議会)のロゴマークが付く認証製品は、木材が環境・社会・経済の観点から厳しく管理された森林より生産されていることを意味する。その森林は独立した第三者機関より審査され認証されいる。
FAO(国連食糧農業機関)の調査では、2000年から2005年で、世界における天然林の消失面積は年間約1300万ヘクタール。日本の国土の約3分の1、1秒でサッカー場の約1面が消失したことになる。生物の絶滅、気候変動、森に依存する人々の生活を奪うなど社会問題を引き起こしている。
日本では近年、木材価格の下落により、林業者の意欲と自立心を低下させ、伐採された林地が放置されるなど環境の悪化を招き、土砂災害などの問題を起こしている。
FSC認証制度は、世界中の森林を対象に、環境保全の観点から適切で、経済的に継続可能な森林管理を推進している。また、消費者は、認証製品の購入により、林業者を支援し、保全活動に貢献することになる。木材製品の市場では、環境に優しい仕組みが進められている。
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