環境
環境問題の基礎知識
ストップ温暖化「一村一品」大作戦 優れたエコの取り組みが出会う場
2010/04/22 更新全国で始まっている市民発、ストップ温暖化の取り組みを一同に集め、県大会に優勝した代表が集まる全国大会がある。ストップ温暖化「一村一品」大作戦だ。2007年から環境省と全国地球温暖化防止活動推進センターが中心となり開始された3カ年事業。今年2月集大成として、過去最多全国1394件の応募から47団体が選ばれ開催された。
例えば、銀賞に選ばれた京都府代表の長岡京市は地元商店街が中心となった取り組み。1989年103店舗あった中央商店街では2009年63店舗に減少。夜間に地域住民の安全を確保する街灯維持費が商店街の財政を圧迫していた。そこで「省エネで長寿命のLED街灯にできないか」と検討が始まる。当時、LED街灯は市販されておらず、商店街会員は自作にて試作を重ねた。試作品は、風呂用電灯カバーを利用するなど次々に改良を加え、地元の小学校でも環境プログラムの一環として制作会を実施。結果、約630人の手によって街灯はLEDに生まれ変わった。子供たちは「ランプに自分たちの名前を書き込み、みんなが大人になるまで照らし続けるんや」と、自分たちが育つ街について考えるきっかけとなった。実際に従来の水銀灯からLEDに交換することで年間約90%の二酸化炭素(CO2 )削減効果がある。地元で起こっている問題を、市民と地方自治体、企業が一緒に取り組み、地域の活性化へつなげている。
優れたアイデアが出会い、普及の場となる大作戦は今年で終了する。それは残念だが、長岡京市のようにエコ活動に終わりはなく、次の世代へと受け継がれる。春を迎え新たな気持ちで住むまちを見直してみてはいかがだろうか。
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