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F1世界選手権でも再生エネルギー
2010/01/06 更新ブレーキ作動時の熱利用 KERS搭載車の行方
オリンピック、サッカーW杯に並び、世界3大スポーツイベントに数えられるF1世界選手権。自動車レースの最高峰といわれるモータースポーツだ。2009年、このF1の競技規則が大幅に改正された。新たな規則では、運動エネルギー回生システム(KERS)の導入も認められた。
KERSとは、ブレーキをかけたときに生じる熱エネルギーを回収し、化学電池などに貯蔵して再利用するシステム。使用できる時間は、1周あたり約6秒と限られているが、ラップタイムにすると、1周あたり0.3秒から0.5秒の短縮ができる。使用燃料の抑制が可能で、二酸化炭素(CO2 )排出の低減につながる。2009年シーズンでは、7月の大会でKERS搭載車が初優勝し、後半戦を大いにわかせた。
当然、2010年シーズンもルール上はKERS搭載が認められる。しかし各チームにより組織される委員会は、KERSを使用しないという紳士協定を結んだ。システム搭載時の重量の問題とコスト負担が大きいことが理由とされた。
一方、F1を主催する国際自動車連盟(FIA)は、KERSでガソリン大量消費のイメージ払拭を狙っている。またKERSメーカーも開発を継続中だ。2011年シーズンにKERS搭載車の復活を願う声は大きい。
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