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栄養満点で彩りも鮮やか♪にんじんはお菓子作りにも◎|おばあちゃんの家庭菜園

こんにちは、おばあちゃんです。
今月は寒さに強く、お菓子作りにも使えるにんじんを育ててみるのはいかがでしょうか。

緑黄色野菜の代表格であるにんじんは料理に彩りを与えてくれるだけでなく、とても栄養価の高い野菜です。とくにカロテンとビタミンが豊富で、煮込み料理や炒め料理のほかに生で食べたり、甘みを活かしてお菓子に入れたりと、さまざまな食べ方ができます。

根菜のにんじんをプランターで育てる場合は深さが30センチほどあるものを用意しましょう。長めの五寸にんじんや短めの三寸にんじんなど色々な種類があります。畑やプランターのサイズに合わせて育てる品種や本数を調整していきます。

種は重ならないように蒔き、土は混ぜるようにして軽く被せます。これはにんじんの種は光がないと発芽しないためです。
また、にんじんは根をまっすぐ下に伸ばす習性があり、苗植えや植え替えをすると根が曲がってしまうことが多いので必ず種から育て、植え替えのないように栽培しましょう。

にんじんは土の下にある根の部分が成長します。株同士が密集してしまうと大きく成長できないため、発芽後は間引きが必要です。株の葉が2~3枚ほどになるまで成長したら株の周囲3センチほどが空くように間引きをして育て、さらに葉が4~5枚になったら10センチ間隔になるように間引きをしていきます。
間引きしたにんじんの葉は柔らかいのでサラダとして食べることができますよ。

にんじんが成長してくると根の部分が土から顔を出してきますが、日光に当たると黒ずんでしまうので土寄せをして日光が当たるのを防ぎましょう。
種類によりますが、長めの品種なら4センチほど、短めの品種なら3センチほどの直径になったら収穫の目安です。
傷つけないように注意しながら抜きましょう。


一般的なオレンジ色のにんじんの他にも黄色や紫色の品種もあるので複数育ててみるのもいいですね♪

さて、お料理の彩りを抜群にしてくれるにんじんを、おばあちゃんはきんぴらにして冷蔵庫に常備しています。食卓にお弁当に、ささっと手軽に色を添えてくれるので便利ですよ。
それからおすすめはにんじんのケーキ。すりおろしたたっぷりのにんじんを生地に混ぜ込んでつくります。ホットケーキミックスに混ぜれば短時間で簡単につくれるので、朝ごはんやおやつにいかがですか?

@おばあちゃん

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