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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 特別養護老人ホーム白雪【医療・福祉】 矢印 株式会社 ナルト【工場】 矢印 アルファデンタルクリニック【福祉・医療】
矢印 横須賀ドライビングスクール【施設(サービス)】 矢印 三信産業 株式会社【オフィス】 矢印 セレモニーホール花穂苑【施設(サービス)】
矢印 株式会社 篠田自工【工場】 矢印 ホテル ディープ・シィー【施設(サービス)】

社会福祉法人 博友会 特別養護老人ホーム白雪

契約電力26kW削減/電力使用量3.3%削減
2010年9月~翌年8月矢印2012年9月~翌年8月

入居者が最優先
生活リズムに合わせた省エネ活動を展開

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 特別養護老人ホーム白雪は静岡県御殿場市にあるユニット型の介護施設。「長生きしてよかったのお手伝い」という理念で入居者一人ひとりの生活リズムや個性を尊重した介護を行っている。
 ERIAとSMARTCLOCKの導入以前から省エネの意識はあったが「その意識だけでは成果につなげるのは難しいと感じていました」と事務長の小澤徳也さんは話す。そして導入後は入居者の生活を最優先する取り組みを進めていった。
 例えば照明の使い方。居間やキッチン、玄関、廊下などに分かれた照明スイッチを3色に分けて使用ルールを決めた。赤色は昼間点灯・20時消灯、黄色は使用後すぐに消灯、青色は夜間点灯。入居者の生活リズムに合わせた使い分けで省エネにつなげる。
 「ルールを決めると、それ以外の部分でも、各スタッフが協力してくれるようになりました。調理場での作業を終えたら消灯するといった具合です」と営繕担当の杉山久幸さんは波及効果を実感している。

社会福祉法人 博友会 特別養護老人ホーム白雪

 そのほか、安全確保のため朝6時につけた照明を、十分に朝日が差し込む9時前に消灯したり、天候を確認しながら間引き点灯を実施するなどの細かな活動も行う。ちなみに、明るさが必要な図書コーナーでは間引きはしない。あくまでも入居者に不便を感じさせないためだ。
 こうした活動に対し、小澤さんは、「今後も地に足を付けた省エネをしていきたい」と話す。

営繕担当の杉山久幸さん(左)と事務長の小澤徳也さん。
営繕担当の杉山久幸さん(左)と事務長の小澤徳也さん。
  • 住所 ● 静岡県御殿場市川島田字南原270
  • TEL ● 0550(82)7601
  • URL ● http://www.hakuyu-kai.or.jp/
  • 設立 ● 2006年2月
  • 従業員数 ● 150名
  • 事業内容 ● 老人ホーム
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08

株式会社 ナルト

契約電力5kW削減/電力使用量7.7%削減
2012年7月~翌年6月矢印2013年7月~翌年6月

使用量のグラフから問題点を洗い出し
無理ない省エネ活動を

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 和歌山県有田郡にある株式会社 ナルトは、名産品の紀州南高梅を使用した「梅うどん」をはじめ、各種麺類の製造・販売を手掛ける企業。オリジナル麺の研究・開発にも積極的に取り組む。
 「デマンドピークがきたからといって製造は止められません。その状況でどう省エネをすればいいのか、電気の見える化がなければわからなかった」と話すのは、専務取締役の成戸真司さん。ERIA導入後、デマンド閲覧サービスのグラフで、時間帯ごとの使用量の動きを確認しながら、問題点の洗い出しと、それに対する省エネの方法を模索していった。
 省エネ対策を考えるうえでは、製造工程に支障のない、すなわち作業者の負担が増えないことが第一優先だった。そこでグラフの数値から着目したのは、始業時のデマンド値。2台の大型空調と冷蔵室を一気に立ち上げていたのがピークを押し上げる原因と気づき、30分の間に時間をずらして起動するようにした。

株式会社 ナルト

 さらに4台の冷凍庫の霜取りにも注意を向ける。それまでは日に4~5回がランダムに設定されており、デマンドピークに関係なく、複数台が重なることもあったからだ。そこで霜取りは、業務終了後の夜間に3回行い、1台ずつ時間をずらしてタイマー設定した。その後、気化熱を利用した霜取りシステムも導入し、霜取りの回数を日に1回程度に減らした。
 そうした取り組みを進めながら随時グラフを確認し、作業者に負担を掛けず無理のない省エネを進めている。

専務取締役の成戸真司さん。
専務取締役の成戸真司さん。
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07

医療法人 恵生会 アルファデンタルクリニック

契約電力9kW削減/電力使用量18.4%削減
2012年9月~翌年4月矢印2013年9月~翌年4月

光熱費は固定費──
そんな先入観を自主的活動で打破

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 山口県にある医療法人 恵生会は、総スタッフ100名を超える県内最大規模の歯科グループ。その一つ、アルファデンタルクリニックは、13台の歯科ユニットと2部屋の技工室を備える大規模医院だ。スタッフが自主的に取り組むという省エネ活動を行っている。
 2013年7月のERIA導入後、理事長の渡辺徹さんは、電気料金の仕組みや省エネの基礎的な手法を伝えると、それ以外は事務局として見守る立場をとった。「光熱費や治療資材のすべてが"固定費"であるという考えを変えようと呼び掛けました。そして、失敗でも、50点でもいいから、自分たちでアイデアを出し合いすぐ取り組んでほしいと伝え、あとはすべて任せたんです」。
 するとスタッフは、渡辺さんの気持ちに応えるように、治療やサービスに影響のない範囲で試行錯誤を始めた。日中の不要な照明の消灯、昼休みや駐車場の点灯と消灯のルール化、スイッチへの色分けシール貼り、1台ごとに時間をずらす空調の立ち上げ……。

医療法人 恵生会 アルファデンタルクリニック

 バックヤードの技工室では、差し歯の加工に使う電気炉の使用時間を決めた。以前は各技工士が自分の都合で1個ずつ処理していたものを、9時と14時に3~4個まとめて処理。これで1日当たりの稼働時間が短くなり、作業効率も上がった。
 その後は電気だけでなくガスや作業時間などの削減にも気遣うようになり、スタッフの意識は明らかに変わっていく。もはや〝光熱費は固定費〟といった先入観はどこにもなくなっていた。

理事長の渡辺徹さん。
理事長の渡辺徹さん。
  • 住所 ● 山口県山口市泉町1-41
  • TEL ● 083(924)6480
  • URL ● http://www.marifu.jp/
  • 設立 ● 2002年8月
  • 従業員数 ● 32名
  • 事業内容 ● 歯科医院
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06

関矢産業 株式会社 横須賀ドライビングスクール

契約電力15kW削減/電力使用量11.1%削減
2013年1月~3月矢印2014年1月~3月

省エネ活動と自動車運転
どちらも基本は同じ〝認知・判断・操作〟の要領

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 神奈川県横須賀市にある横須賀ドライビングスクールは市民の免許取得者の約半数を輩出する自動車教習所。地元では「いちごのマークの教習所」として親しまれている。
 以前から日本テクノのサービスを利用していて、2013年11月にパトランプで警報するシステムから、ERIAとSMART CLOCKによる電気の「見える化」に切り替えた。
 「見える化」を活用した省エネ活動に当たって、「電力ピークをいかに抑えるか、一から対策を立てようと、職員を集め、日本テクノさんに勉強会を開いてもらいました」と総務部長の宮坂哲史さんは話す。
 その後、宮坂さん自身も、自動車運転の基本教習でよく用いる、"認知・判断・操作"の3段階の要領で、省エネ活動を行うよう繰り返し職員に伝えていった。

関矢産業 株式会社 横須賀ドライビングスクール

 宮坂さんのいう3段階の要領とは「そのときの電力使用量を確認し(認知)、無駄に使われている電力がないかを把握し(判断)、お客様に影響のない範囲で切っていく(操作)」こと。普段から耳にしている自動車教習にたとえた説明は、省エネ活動のイメージを職員全体でしっかり共有することにつながった。以前は目についた無駄な照明や空調の使用はなくなっていった。いつも忘れられていた教務課の食堂にある空調もきちんと消されるようになった。
 導入当初の契約電力83㌔㍗に対し、目標設定は75㌔㍗、70㌔㍗、65㌔㍗と徐々に下げていった。それでも警報の回数は大幅に減っているという。

総務部長の宮坂哲史さん。
総務部長の宮坂哲史さん。
  • 住所 ● 神奈川県横須賀市舟倉1-16-1
  • TEL ● 046(836)8000
  • URL ● http://www.yokosuka-ds.co.jp/
  • 設立 ● 1963年9月
  • 従業員数 ● 60名
  • 事業内容 ● 自動車教習所
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05

三信産業 株式会社

契約電力12kW削減/電力使用量15.0%削減
2011年1月~11月矢印2012年1月~11月

省エネ診断をきっかけに運用と設備の改善を推進
効果は「見える化」が明示

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 大分県大分市にある三信産業 株式会社。県内を中心とする17事業所で建設用資材のレンタルや仮設工事の設計・施工などの事業を展開する。
 「当社はレンタル主体の会社ですので、電気系統には不案内。そこで2010年10月に大分県地球温暖化対策協会の省エネ診断を受け、活動を始めました」と話すのは執行役員の柴田紳也さん。診断のレポートをもとに、取り組みやすさや削減効果の見込めるものから順に着手していった。
 最初に行ったのは比較的手軽な運用改善。18時から翌朝5時まで点灯させていた駐車場の外灯を、18~20時に変更した。省エネ機器への入れ替えなど設備改善面では効果が見込め2年以内で投資回収可能なものであれば、積極的に進めていく方針も決めた。

三信産業 株式会社

 蛍光灯の安定器入れ替えも設備改善の一つ。取引会社から提案された省エネタイプの安定器は、明るさはそのままで約35~40%の削減効果が得られるという製品だった。これを常時点灯する蛍光灯20基に採用した。これまでの灯具がそのまま使えるため、導入費用を抑えられた。さらに廊下のダウンライトはLED照明へ変更した。
 省エネ診断をきっかけにした活動開始から約1年後の2011年9月、活動の成果を「見える化」する期待もあり、ERIAが導入された。計測してみると、前年同時期と比較して電力使用量は20%ほど下がっているのがわかった。今では効果を明示するシステムが省エネ活動の大きなモチベーションとなっている。

執行役員の柴田紳也さん。
執行役員の柴田紳也さん。
  • 住所 ● 大分県大分市新貝6-7
  • TEL ● 097(552)1015
  • URL ● http://www.san-sin.com/
  • 設立 ● 1974年2月
  • 従業員数 ● 130名
  • 事業内容 ● 建設機材レンタルほか
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04

株式会社 三栄 セレモニーホール花穂苑

契約電力19kW削減/電力使用量10.4%削減
2012年2月~翌年1月矢印2013年2月~翌年1月

デマンド目標値を微調整
利用状況に合わせた省エネ活動を実践

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 岐阜県瑞穂市にあるセレモニーホール花穂苑。代表取締役の広瀬文明さんが「喫茶室や読書・マンガスペースも設けて、お客様には一日中でも安心して過ごしていただける環境を整えています」と話すように利用者へのサービス提供を第一に考える葬儀施設だ。
 省エネ活動は、ERIAとSMART CLOCKの導入をきっかけに始まった。当初はデマンドの目標値を60㌔㍗に設定して取り組みを開始。だが夏場が近づき、利用者が施設を使っている最中でも、時間を選ばず警報の鳴る状態が続いた。そこで広瀬さんは、あらためて施設の電気使用量を確認し、デマンドの目標値を季節に合わせて70㌔㍗、80㌔㍗、85㌔㍗と微調整する。施設の利用状況に合わせた省エネ活動だ。

株式会社 三栄 セレモニーホール花穂苑

 それでも警報が鳴るときには利用者には気づかれないよう対処する。同社では葬儀の予定がある日には、約1時間前から1階の大型葬儀ホール、2階の控室、喫茶室など全館の空調を弱めに稼働させ利用者を迎える。警報が鳴るのは1階の葬儀ホールに人が集まる時間帯。そこで警報が鳴ると、まずホールの大型空調を、室温変化に影響しない5分程度、一時的に止める。その時間は2階に利用客はいないので、スタッフが急いで2階に上がり、必要のない空調を切って回る。それが済んだタイミングですぐに1階ホールの空調を再度稼働する。こうした流れをスタッフと協力して行うことで、デマンドピークは108㌔㍗から89㌔㍗に削減できた。

代表取締役の広瀬文明さん。
代表取締役の広瀬文明さん。
  • 住所 ● 岐阜県瑞穂市別府花塚2310-1
  • TEL ● 058(326)9051
  • URL ● http://www.kasuien-gifu.com/
  • 設立 ● 1996年11月
  • 従業員数 ● 4名
  • 事業内容 ● 葬儀場

株式会社 篠田自工

契約電力00kW削減/電力使用量20.0%削減
2006年矢印2014年

理念に「環境負荷低減」
社員の省エネ活動はもちろん設備改善や太陽光発電も

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 北海道苫小牧市にある株式会社 篠田自工。約4000坪の広大な敷地に工場を構え、安心・安全なカーライフを支えるため各車種の車検・整備や板金塗装を行う地元の老舗企業だ。
 省エネ活動を統括するのは専務取締役の篠田知幸さん。「年間の電力ピークは冬。塗装乾燥などに使う赤外線ヒーターの需要が一気に増えます。複数の稼働が重ならないよう注意するほか、ERIAの警報が鳴った場合は、止められるものは止める。それでも駄目なときは、一時的に1~2℃程度温度を下げるよう現場に指示を出します」。
 取り組みの甲斐もあり2006年には71㌔㍗だった契約電力が60㌔㍗まで下がった。「見える化サービスを導入後、電気料金の仕組みを知り、契約電力だけみても大きな削減効果がありました。また、社員の省エネに対する意識も高くなり、こまめな消灯はもちろん、空調も適切な設定温度で使用するようになっています」。

株式会社 篠田自工

 「環境負荷低減」を理念に掲げる同社は、省エネ設備改善にも力を入れている。従来の水銀灯に比べ約7分の1の消費電力で、照度もほぼ変わらないLED照明を3年かけて約60灯導入。さらに2010年と2012年の2度にわたって設置工事を行い、計365基の太陽光発電パネルを導入した。「契約電力は51㌔㍗まで下がりました。今後も工場全体の省エネやクリーンエネルギーの利用に努め、地球温暖化防止に取り組んでいきます」と篠田さんは笑顔で語った。

専務取締役の篠田知幸さん。
専務取締役の篠田知幸さん。
  • 住所 ● 北海道苫小牧市あけぼの町1-1-6
  • TEL ● 0144(55)5252
  • URL ● http://www.shinoda-jk.co.jp/
  • 設立 ● 1969年8月
  • 従業員数 ● 50名
  • 事業内容 ● 各車種車検整備・板金塗装
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02

ホテル ディープ・シィー

契約電力20kW削減/電力使用量41.9%削減
2010年12月~翌年11月矢印2012年12月~翌年11月

省エネ活動の成果は
電力消費の軽減と利用客の快適性

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 三重県亀山市、東名阪自動車道の亀山インターを降りてすぐにあるホテル ディープ・シィー。アクセスの良さと充実した設備で利用者の人気を集めるレジャーホテルだ。
 2011年9月に本館へERIAを導入して効果が実証されると(契約電力17㌔㍗減、電力使用量19.8%減)、すぐにその半年後、新館にも採用。現在もマネージャーの野村茂雄さんが中心となって省エネ活動が続けられている。
 通常、照明や空調の稼働を控えるといった節電は、施設利用者の快適性を損なうイメージがある。だが同ホテルでは、省エネ活動を行うことによって、逆に快適性や利便性が高められていた。

ホテル ディープ・シィー

 以前、案内パネルの部屋番号を示す部分の明かりは、どの部屋もすべて常時点灯だった。だが、準備中の部屋は点灯の必要はない。省エネ活動を開始してその無駄に気づき、パネルの配線を直して消灯するようにした。「今までお客様が番号部分の明かりで判断し、間違うことが多かったのですが、それもなくなりました」と野村さんは話す。
 また、客室内の玄関部分は人感センサーで照明がつくように設備を変更。入室後はつけっぱなしになることが多い照明も、利用者の手間をかけずに消すことができる。さらに入室前の客室の照明は、調光によって暗めに設定しておく。シックな雰囲気の演出と省エネの2つの効果が得られる。入室後は利用客が好みの明るさにすぐ調整できる。ここでは、利用者の快適性と省エネが両立されていた。

マネージャーの野村茂雄さん。
マネージャーの野村茂雄さん。
  • 住所 ● 三重県亀山市小野町字桜口593-7
  • TEL ● 0595(82)9467
  • URL ● http://hotel-deepsea.com/
  • 設立 ● 1980年
  • 従業員数 ● 12名
  • 事業内容 ● レジャーホテル
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