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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 家具処ほしの【店舗(販売)】 矢印 ふるいや旅館【施設(サービス)】 矢印 株式会社 永江印祥堂【工場】 矢印 道の駅 彼杵の荘【店舗(販売)】
矢印 社会福祉法人ほどがや【医療・福祉】 矢印 株式会社 コンパス【工場】

株式会社 新星家具 家具処ほしの

契約電力4kW削減/電力使用量8.8%削減
2011年9月~翌年4月矢印2012年9月~翌年4月

取り組みの成果がすぐにわかるから
楽しんで省エネを継続

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 新潟県新発田市にある株式会社 新星家具「家具処ほしの」は、天然木を使った一枚板のテーブルやテレビボードなど個性豊かな品々が揃う家具の専門店。代表取締役の星野忠太さんと妻の千鶴子さんが中心となって店舗を運営している。
 2012年7月にERIAとSMART CLOCKを導入した。まずは店舗横の事務所にモニターと時計を設置。電気の使用状況を常に確認できるようにし、工夫を凝らしながら電気の使い方を改善していった。

株式会社 新星家具 家具処ほしの

 開店準備で店に入ったとき、これまでなら照明と空調のスイッチを一斉に入れていたが、それを改める。開店前の掃除では空調はつけず、必要な照明だけ。空調をつけるときも、まずは1階店舗、時間をおいて事務所、来店客の状況に応じて店舗の2階という決まりをつくった。夏場の暑い時期は、朝の涼しいうちに弱めの空調を稼働させておき、時間をかけて室内の温度を安定させるようにした。以前は営業時間中ずっとつけっぱなしだった商品を照らす65個のスポットライトは、来店客に合わせて小まめに入り切りする。
 「省エネの意識が高まったのは確かです。でも、無理なことをしているとは思いません」という星野さん。千鶴子さんも「1つでも空調を消すと、SMART CLOCKの色が変わり、モニターの数値も下がる。成果がすぐわかるから楽しんで続けられます」と笑顔を向ける。習慣化した取り組みは今後も続いていく。

代表取締役の星野忠太さんと奥様の千鶴子さん。
代表取締役の星野忠太さんと奥様の千鶴子さん。
  • 住所 ● 新潟県新発田市日渡48
  • TEL ● 0254(27)3354
  • URL ● http://www.hoshino-kagu.jp/
  • 設立 ● 1967年9月
  • 従業員数 ● 4名
  • 事業内容 ● 木製家具の販売

富士市ビジネスホテル ふるいや旅館

契約電力17kW削減/電力使用量11.9%削減
2009年8月~翌年8月矢印2012年9月~翌年8月

真心の接客と環境保全の両立
宿泊客と一緒に育む「省エネの宿」という伝統

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 「以前は市の公害関係の仕事に就いていて環境問題と真剣に向き合っていました。ここは一般家庭より多くの電気を使うので、省エネは責務です」と話すのは、真心のこもったサービスと家庭的な雰囲気で、リピーターが後をたたない富士市ビジネスホテル「ふるいや旅館」の支配人・小池芳郎さん。宿泊客と一緒に「省エネの宿」という伝統を育んでいる最中だ。
 運用改善を図るためのERIA導入は2009年4月。2011年からは約1年かけて、館内照明のほぼすべてをLED化。食堂の空調と自動販売機のそれぞれ2台を省エネタイプに入れ替え、2012年には人感センサーを大量に導入し、照明の入り切りを自動化。無駄な点灯を排除した。

富士市ビジネスホテル ふるいや旅館

 「できる限りの取り組みを進めています。それでも警報が鳴る場合は、館内放送で宿泊のお客様に協力をお願いします。もちろん強制ではありません」と小池さん。省エネ活動に関する協力はホームページでの告知をはじめ、宿泊受付のときにも説明。各部屋には「節電ご協力のお願い」の紙を置いておく。
 利用者はそうした活動を理解したうえで宿泊しているが、ホテル側はそれに甘えはしない。空調の設定温度を控える呼び掛けの前には外気温を確認し、無理な協力依頼はしない。普段から真心をこめた接客を心掛ける。そうした配慮を怠らないことが大前提だ。小池さんは「今までの積み重ねを大切にし、地球温暖化抑制の一助になるよう今後も努力を続けます」と意欲をみせた。

支配人の小池芳郎さん。
支配人の小池芳郎さん。
  • 住所 ● 静岡県富士市平垣町6-1
  • TEL ● 0545(61)0233
  • URL ● http://www.fuji-furuiya.com/
  • 設立 ● 1935年10月
  • 従業員数 ● 9名
  • 事業内容 ● ビジネス旅館ほか

株式会社 永江印祥堂

契約電力14kW削減/電力使用量3.4%削減
2012年5月~翌年4月矢印2013年5月~翌年4月

省エネ意識を持って社内設備を見直せば
見えなかった無駄に気づく

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 島根県松江市にある株式会社 永江印祥堂は各種印鑑の製造を主に、名刺・ハガキ・封筒などの印刷も手掛ける企業。オリジナル印鑑文字にこだわり、完全受注生産で納期順守を大切にする。
 2013年8月のERIA導入後、取締役副社長の飯尾順一さんは「日本テクノさんのアフターフォローで省エネの知識が得られ、それが社内に意識変化をもたらした」と話す。意識を持って社内設備を見ることで、これまで気づかなかった無駄が浮き彫りになるようだ。例えば部屋の隅や設備の影になる照明は消灯しても支障はないはずだが、以前は当たり前のように点灯していた。そこに意識の変化した社員が気づき、改善するようになっていった。

株式会社 永江印祥堂

 そうした意識改革と同時に、業務部課長の永海栄二さんはデマンド対策に取り組む。永海さんは「冬場の朝8時を過ぎると、徐々にプレス機械などが動き始め、それに空調が重なるとピークが出る」ことをERIAのデータで確認。これに対応するため「空調は出社してすぐの7時過ぎから弱めに稼働させ、作業が始まる前に部屋を温める」というルールをつくった。これはピーク対策だけでなく、その後の運用改善にもつながった。これまで冬場の温度設定を25℃程度にしていた部署が、あらかじめ22~23℃の低い温度で弱めに稼働しておくと、その後もむやみに設定を変えることがなくなったという。
 今後も省エネ意識の拡充とピーク対策の両輪で取り組みを進めていく。

取締役副社長の飯尾順一さん(右)と業務部課長の永海栄二さん。
取締役副社長の飯尾順一さん(右)と業務部課長の永海栄二さん。
  • 住所 ● 島根県松江市矢田町250-63
  • TEL ● 0852(21)9945
  • URL ● http://www.nagae-hanko.com/
  • 設立 ● 1970年11月
  • 従業員数 ● 59名
  • 事業内容 ● 各種印鑑の製造・販売ほか

株式会社 彼杵の荘 道の駅 彼杵の荘

契約電力10kW削減/電力使用量6.1%削減
2012年5月~翌年4月矢印2013年5月~翌年4月

初めての省エネ活動も
スタッフの創意工夫で目覚ましい削減効果

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 大村湾に面し長崎県の玄関口としても知られる東郡にある「道の駅 彼杵の荘」。全国で3件目となる民間運営の道の駅だ。軽食喫茶も併設し、ドライバーだけでなく周辺住民の憩いの場としても親しまれている。
 ERIAの導入は2013年3月。「話を聞いて、うちでもできるか半信半疑でした。そこで、導入済みの同業者に意見を聞き、採用を決めました」と言う代表取締役の岡﨑省三さん。導入後、初めての省エネ活動に不安を覚えたが、日本テクノの勉強会に多くのスタッフが参加し、取り組みの方向性はみえてきた。

株式会社 彼杵の荘 道の駅 彼杵の荘

 最初に掲げたデマンドの目標値は13㌔㍗減の70㌔㍗。導入は春先で、夏が近づくにつれ、空調稼働数の増加や冷凍庫・冷蔵庫の負荷も多くなり警報が鳴った。事務所スタッフはまず厨房の空調を一時的に10分ほど止め、必要ない照明を消して回る。それでも鳴り止まない場合は、売り場に連絡をとり協力を求めた。今では夏季の売り場の空調は、スタッフが自主的にルールを定め25~26℃に設定するようになっている。午前中の比較的涼しい時間帯には現場の判断で最低限の部分だけ稼働させるようにもなった。
 また売り場の冷凍ショーケースから出る冷気も有効に活用し、上部の空調を送風だけにした。生鮮品のショーケースは入荷量が少なければ2台のうち1台だけに陳列。入荷が多い日も、時間ごとに在庫をみながら1台にまとめる。初めての活動も現場スタッフの創意工夫で十分な削減効果がもたらされている。

代表取締役の岡﨑省三さん。
代表取締役の岡﨑省三さん。
  • 住所 ● 長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2
  • TEL ● 0957(49)3311
  • URL ● http://www.sonogi.jp/michinoeki.html
  • 設立 ● 2002年7月
  • 従業員数 ● 30名
  • 事業内容 ● 道の駅

社会福祉法人ほどがや ほどがや地域活動ホームゆめ

契約電力18kW削減/電力使用量9.3%削減
2013年1月~6月矢印2014年1月~6月

わかりやすい指針が
経費削減と快適環境の歩み寄りをもたらす

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 2004年11月に設立された「ほどがや地域活動ホームゆめ」は、身体が不自由な人のための日中活動の支援施設。障がいの種別や年齢にかかわらず利用者の要望に応えられるよう、行政窓口など各関係機関と連携して運営されている。
 省エネ活動の特徴は、経費削減を進める事務局と快適な施設環境を目指す現場職員が互いに協力し合うこと。きっかけは2013年10月に導入したERIAとSMART CLOCKだった。導入当初、事務長の野口さんは全職員に省エネ意識を浸透させようと、デマンド目標値をあえて警報が鳴りやすい低めの設定にした。「職員一人ひとりが警報を聞いて何を感じるか。意識が芽生えるのを期待した」という。

社会福祉法人ほどがや ほどがや地域活動ホームゆめ

 また野口さんはすべての職員に対し、電気料金の概略的な仕組みは説明したが、デマンドの詳細は伝えなかった。「最初は何だろうと興味を示すだけでいい。その後"色が変われば使い過ぎ"などのサインが意識されるようになる。ここにわかりやすいモニターの指針があるんですから」。
 ERIAモニターはすべての職員が立ち寄る事務所に設置したのですぐに注目され、警報時は事務所をはじめ廊下やホールなどの共用部の空調を全員が協力して一時的に止めるようになった。
 野口さんは「今まで、省エネを進めたい事務職員と快適な環境を提供したい現場職員の意見は平行線でした。それが警報やモニターの表情などが活動の方向性を示してくれ、歩み寄れるようになったんです」と話す。

事務長の野口さん。
事務長の野口さん。
  • 住所 ● 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町140-2
  • TEL ● 045(340)3360
  • URL ● http://www.e-hodogaya.org/
  • 設立 ● 2004年11月
  • 従業員数 ● 78名
  • 事業内容 ● 生活介護・地域活動支援センター
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株式会社 コンパス

契約電力13kW削減/電力使用量31.0%削減
2011年3月~翌年2月矢印2012年3月~翌年2月

空調負荷の低減に扇風機、引き戸、段ボール…
工夫が満載の省エネ活動

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 大阪府大阪市にある株式会社 コンパスは、高品質・小ロット・低コスト・短納期といった現代の顧客ニーズに柔軟に対応する印刷会社。特に封筒印刷には定評がある。
 1~4階に分かれる印刷現場では、インクや用紙、封筒の品質を保つため、温度と湿度の管理が求められる。業務に直結する空調管理は、省エネ活動の中心でもあり、さまざまな工夫が凝らされている。扇風機の利用もその一つ。夏場の設定温度を26℃に固定するルールを決めたとき、全社員に1人1台扇風機を支給した。印刷機からの排熱もあり、そのままでは暑く感じる人もいたが、これで各自が調整できるようになった。「初期費用はかかりましたが、空調と扇風機の電気代を比較すると十分もとが取れた」と代表取締役の東條章樹さんは話す。そうして設定温度は無理なく一定にできた。
 空調負荷を低減する工夫は、まだある。

株式会社 コンパス

 外気が入らないようにするため2階の作業スペース入口には引き戸を設置した。2階と3階をつなぐ階段部分には緩衝材を貼り、空調の冷気が逃げるのを防いだ。1~4階の窓には段ボールを貼って西日の熱を遮った。大型印刷機を新規導入した際には、排熱で室温が上昇したが、空調の吹き出し口に風向を変える器具を取り付け、印刷機に向けてあてることで、機器に熱がこもらないようにした。さらには1階入口に、遮光用のビニールシートと遮光フィルムを貼ることで、直射日光を防ぐという工夫も行っている。

代表取締役の東條章樹さん。
代表取締役の東條章樹さん。
  • 住所 ● 大阪府大阪市北区天神西町7-8
  • TEL ● 06(6809)1781
  • URL ● http://www.584.co.jp/
  • 設立 ● 1986年11月
  • 従業員数 ● 21名
  • 事業内容 ● 各種印刷
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