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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 株式会社 五龍館【温泉ホテル】 矢印 株式会社 あおき おもちゃのあおき【店舗】 矢印 株式会社 マルマサミート【食料品卸売】 矢印 株式会社 みよ乃杜 メモリアルホールみよの杜【葬儀場】  矢印 社会福祉法人くだまつ平成会 特別養護老人ホーム ほしのさと【医療・福祉】 矢印 グリーンサービス 株式会社 千葉工場【工場】 矢印 株式会社 スペース【工場】 矢印 株式会社 リムスポーツ【施設(サービス)】

株式会社 五龍館

契約11KW
2012年 矢印 2013年

「見える化」は電気だけでなく
施設全体の設備運用を見直すきっかけになった

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 ホテル五龍館は長野県北安曇郡の白馬三山のふもと、白馬八方温泉街にある5階建ての温泉ホテル。37の客室に露天風呂、レストランなどが揃う宿にはスキーシーズンはもちろん、夏登山や秋の紅葉など四季を通して多くの観光客が訪れる。
 「今考えると、電気をどれだけ無駄づかいしていたか……。ERIAの導入が、電気の使い方だけでなく施設全体を見直すきっかけをくれました」と話すのは施設課長の武田勝利さん。
 ERIAの警報に対応するため、大型と小型の各2台ある空調稼働の組み合わせを、モニターの電力使用量を見ながら試行錯誤。ようやく「大型2台を朝から継続稼働、ピーク時には小型のオンオフで調整」という答えを見つけ出した。

株式会社 五龍館

 効果が即座に確認できることがわかった武田さんは、ほかにもさまざまな工夫を実行に移す。ロビーやレストランの照明は宿泊客が利用する直前までつけないことを徹底、長時間使用する照明はLEDに入れ替え。ハロゲン電球を使用していた場所はLEDへの切り替え工事が必要なため、自分でロングソケットをつけて、消費電力の少ない電球に交換(ソケットの単価は1個数十円程度だった)。低層階の階段の壁には周辺の観光情報などを掲示することで、自然に階段の利用を促し、エレベーターの稼働を抑える。
 電気の省エネ活動から波及して給湯用ボイラの運用も見直し、灯油の消費量も削減した。武田さんは、これからも無駄の排除に取り組んでいく。

施設課長の武田勝利さん。
施設課長の武田勝利さん。
  • 住所 ● 長野県北安曇郡白馬村大字北城3353
  • TEL ● 0261(72)5011
  • URL ● http://www.goryukan.jp/
  • 設立 ● 1951年
  • 従業員数 ● 16名
  • 事業内容 ● 温泉ホテル

株式会社 あおき おもちゃのあおき

契約9KW  電力18.4%
2013年1月~12月 矢印2014年1月~12月

空調稼働ルールを策定
LED導入も効果を上げ売り場拡張でも電力削減

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「おもちゃのあおき」は、1880年(明治13年)創業の節句用品・おもちゃ問屋「あおき」を母体とするおもちゃ専門店グループ。最近は長崎県外にも店舗を増やし、経費削減が課題だった。
 「約3年前、店舗の増加にあたり経費削減を真剣に考え始めました。LED照明の導入を検討したのですが、当時はまだ費用が高く断念した経緯があります」と話すのは店舗開発などを担当する杉本修一さん。だが同じころ日本テクノから電気の「見える化」の提案を受け、それなら大きな投資もなく実行できると判断。2012年6月、ERIAを導入した。
 ここの電力ピークは冬場。空調をいかに効率的に稼働させるかが成否を分ける。そこで使用状況の分析などをもとに、次のような細かな運用ルールを策定した。①8:00/朝出勤時に2階の空調を入れる(21℃設定)②9:45/店舗側が空調を入れるので2階は送風に③11:00/2階が寒い場合は空調を入れる④12:00/空調を切る⑤13:00/2階が空調を入れるので1階は送風……。詳細なルールだが行動は明確。毎日の繰り返しで、やがて習慣化された。

株式会社 あおき おもちゃのあおき

 さらに2014年7月、投資回収期間との折り合いがつき、念願のLEDを導入。蛍光灯214本を交換した。LEDは点灯時の発熱が少ないため、電力の削減に加え夏の暑さも軽減された。
 同社は2013年11月に改装し売り場を拡張しているが、それでも空調の運用改善やLED化によって、電気の削減効果を生み出している。

杉本修一さん。
杉本修一さん。
  • 住所 ● 長崎県佐世保市大塔町1984
  • TEL ● 0956(33)7000
  • URL ● http://www.aoki-toy.co.jp/cms/
  • 設立 ● 1880年
  • 従業員数 ● 70名
  • 事業内容 ● 玩具・節句用品の卸、小売

株式会社 マルマサミート

契約9KW  電力18.4%
2011年12月~翌年11月 矢印2013年12月~翌年11月

作業工程の見直しで空調稼働を不要に
デマンドも使用量も削減

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 国産牛肉や豚肉を扱う食肉卸売事業を展開する和歌山県和歌山市の株式会社 マルマサミート。冷凍・冷蔵倉庫と加工場を併設する格付認定工場で、スーパー、飲食店をはじめ、卸売業者への販売も行っている。
 2012年12月のERIAとSMART CLOCKの導入を契機に省エネ活動を本格化。代表取締役社長の北川美智也さんによる声掛けや日本テクノ担当者による勉強会の実施などで社内の省エネ意識は向上した。
 商品出荷時の作業工程の変更も、省エネ活動の一つ。この工程変更の実施で、倉庫とトラック搬出口をつなぐプラットホームと呼ばれる広いスペースの空調を切ることができた。

株式会社 マルマサミート

 それまでの工程は、出荷する商品をプラットホームに揃えて仮置きし、伝票をつくり、トラックに積むという順だった。そのため、プラットホームの温度管理で空調稼働が必要だった。その流れを変更し、商品を倉庫からトラックに直接積み、伝票はその後に作成するようにした。これで、基本的にプラットホームの空調が不要になる。ただ、安全性に万全を期すため、夏場は朝一番でプラットホームをある程度冷やして、ピーク前に空調を切るという対策も行っている。
 省エネ意識の高まりにより、人のいない場所の部分消灯、空調と扇風機の併用などは日常風景になった。休憩や昼食時には製造機械の電源と照明のオフが徹底された。こうした活動により、デマンドも使用量も大きく削減できている。

代表取締役社長の北川美智也さん。
代表取締役社長の北川美智也さん。
  • 住所 ● 和歌山県和歌山市和佐関戸25-2
  • TEL ● 073(477)5757
  • 設立 ● 2000年12月
  • 従業員数 ● 28名
  • 事業内容 ● 食料品卸売

株式会社 みよ乃杜 メモリアルホールみよの杜

契約9KW  電力18.4%
2012年9月~翌年8月 矢印2013年9月~翌年8月

対応策を導いた「見える化」
デマンドピークの要因は地域貢献の夏祭り

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 福島県いわき市にある「メモリアルホールみよの杜」は、遺族の思い出に残るセレモニーになるよう、真心を込めて故人を送る葬儀場。地域に根ざした企業として8月最終日曜日の恒例「御代夏まつり」の運営も行う。地域住民とともに施設駐車場で開催する祭りは、縁日コーナーや、いわき地方特有の「じゃんがら念仏盆踊り」など、夏の風物詩として欠かせないイベントになっている。
 ERIAとSMART CLOCKを導入したのは2013年1月。導入前、日本テクノの営業担当から、これまで知らなかった電気料金の仕組みなどを聞いた代表取締役の佐藤正男さんは、基本料金が変動することに驚き、請求書を確認すると9月に契約電力が上がっていることを知る。「これ以上あげないためにも導入を決めました」。

株式会社 みよ乃杜 メモリアルホールみよの杜

 契約電力増加で考えられる一番の要因は「御代夏まつり」だ。会場の駐車場では通常の外灯のほか、祭りのちょうちん用の電気も使う。模擬店の冷凍・冷蔵庫、カキ氷機やビールサーバーなども多くの電気を消費し、施設ロビーの空調も稼働させる。佐藤さんは、「見える化」の導入をきっかけに、年に一度のこの負荷増が1年間を通した基本料金の値上げにつながることを知った。
 仕組みと原因がわかれば対策は立てられる。2013年の夏祭りには発電機をレンタルした。「その後1年の契約電力上昇を考えると、レンタル費用は安いものです」。これで前年記録したデマンドピーク132㌔㍗に対し78㌔㍗で乗り切れた。

総務課長の増田剛一郎さん。
代表取締役の佐藤正男さん。
  • 住所 ● 福島県いわき市鹿島町御代字赤坂22-1
  • TEL ● 0246(76)0202
  • URL ● http://miyonomori.com/
  • 設立 ● 1996年1月
  • 従業員数 ● 13名
  • 事業内容 ● 葬儀場

社会福祉法人くだまつ平成会 特別養護老人ホーム ほしのさと

契約9KW  電力18.4%
2012年9月~翌年4月 矢印2013年9月~翌年4月

当初の警報による行動が
今ではより能動的に採光状況での点灯・消灯も

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 山口県下松市にある「ほしのさと」は51の居室と、ショートステイ・デイサービスを完備した特別養護老人ホーム。2006年に増築した木のぬくもりを生かす新館が入居者への温かい心配りを感じさせる。
 「社会福祉法人なので、施設の運営費は決まっています。収入が増やせないぶん経費削減を、と考え省エネを始めました」と語るのは総務課長の増田剛一郎さん。日本テクノから、電気料金の仕組みなどの話を聞き、工夫次第で入居者に迷惑をかけず経費削減ができると思い、2013年9月にERIAとSMART CLOCKを導入した。
 最初は、日本テクノからのアドバイスなどをもとに基本的なところから取り組んだ。「手軽に始められるものから試し、全体に周知しようと考えました。最初は"警報が鳴ったら行動"という流れ。でもやっていくと、細かな無駄づかいに気づき始め、より能動的な活動になっていきました」。

社会福祉法人くだまつ平成会 特別養護老人ホーム ほしのさと

 増田さんは施設内の巡回中に電気の使用状況も確認するようになる。すると、同じ場所でも時間帯で採光状況が違うことがわかった。そこで、日の差す状態によって判断し、照明の点灯と消灯を行うようにした。
 照明スイッチにはシールを貼った。「☆」マークは夜間のみ使用で昼間消灯。「△」は来客用スペースを表し、使用時以外は消灯。廊下などの24時間点灯する場所は優先してLED照明へ交換した。巡回では入居者の様子にも目を配り、少しでも快適な施設づくりに役立てようとしている。

総務課長の増田剛一郎さん。
総務課長の増田剛一郎さん。
  • 住所 ● 山口県下松市生野屋南1-13-1
  • TEL ● 0833(45)3100
  • URL ● http://kudamatsuheiseikai.jimdo.com/
  • 設立 ● 1999年8月
  • 従業員数 ● 94名
  • 事業内容 ● 特別養護老人ホーム

グリーンサービス 株式会社 千葉工場

契約30KW 電力18.5%
2013年10月~11月矢印2014年10月~11月

導入前に効果を実感
理解することから始まった省エネ活動

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 ERIA導入のきっかけは「商売は抜きで電気のことを聞いてほしいという熱意ある日本テクノの営業さんのアプローチでした」とグリーンサービス 株式会社 千葉工場長の鈴木良忠さんは言った。コーヒー豆の焙煎を手がける同社。生豆の選別、焙煎、粉砕、包装までを行い、箱詰めして出荷。需要の増加で、生産量も確実に増えており、電気代の上昇は仕方ないと考えていたときだ。
 「でも、その営業さんは電気料金の仕組みから保安点検まで丁寧に話してくれ、削減のポイントや見える化の重要性を十分理解させてくれた。増えるのは仕方ないと思っていたのが、逆に減らせる……」。そこで鈴木さんは、なかなかタイミングが合わなかった本社への稟議を前に、教わった取り組みを試してみた。 グリーンサービス 株式会社 千葉工場

 空調の一斉立ち上げをやめ、必要なところに、必要な時間だけ稼働する。夏場の空調設定温度を作業に支障の出ない範囲で上げ、扇風機を併用する。そんな空調管理の省エネを続けた翌月、鈴木さんは電力会社からの請求書を見て驚く。デマンドが30㌔㍗も減り、生産量は増えているのに電気使用量が前年比15%も減っていた。効果を実感した鈴木さんは、その後、導入の手続きを進め、「見える化」による確実なデータを確認しながら省エネ活動を進めている。
 「私自身の理解が深まることから始まった取り組みは、すでに習慣化しています。ただ、スタッフには無理をさせません。汗だくで作業するような省エネでは長続きはしませんから」。

工場長の鈴木良忠さん。
工場長の鈴木良忠さん。
  • 住所 ● 千葉県八街市八街へ204-4
  • TEL ● 043(444)7471
  • 設立 ● 1990年2月
  • 従業員数 ● 14名
  • 事業内容 ● コーヒー豆の加工・卸売

株式会社 スペース

契約39KW 電力30.8%
2012年8月~10月矢印2013年8月~10月

年間の総使用量は同じでもピークを抑えれば省エネに。
ならばサービス低下は招かない

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 「省エネ活動は昼休みの消灯など、これまでも意識はしていました。しかしERIA導入後、電気が見える化されると思っていたほどの効果がなかったと実感し"省エネしていたつもり"だったのがわかった」と話すのは株式会社 スペース 生産管理部 生産管理課の副部長・岩尾雅巳さん。同社は、設計から金型製作・成型、基板実装、製品組立まで社内で一貫生産する監視カメラレンズの専門メーカー。東京都三鷹市の本社には、開発、生産管理、品質保証、営業部門と金型製作部門があり、栃木県の大田原工場では主にレンズの加工、製品組立を行う。大田原工場で先にERIAを導入し、大きな効果が表れ、2013年4月に本社でも採用した。
 岩尾さんがデマンド閲覧サービスを確認すると、午前中の9?10時にピークが来るとわかった。「空調の立ち上げと、プラスチック部品の成形機の稼働が重なるのが原因だと判断し、対策を検討したんです」。

株式会社 スペース

 電力消費量の多い大型の成形機は3台ある。その中の1台でも、稼働の時間帯を夜間にずらせればデマンドピークは大きく下げられる。だがそれには、これまでの生産工程を根本から見直す必要がある。岩尾さんは、現場の製造担当者の意見を何度も聞き、過去の傾向も分析して、成形機の運用時間を変更する新たな生産計画を立てた。計画は実行され、同時にピーク時の警報対策なども進み、契約電力は96㌔㍗から57㌔㍗へと、ERIA導入前に比べ39㌔㍗もの削減量が導き出された。 生産管理部副部長の岩尾雅巳さん。
生産管理部副部長の岩尾雅巳さん。

  • 住所 ● 東京都三鷹市井口1-21-47
  • TEL ● 0422(31)8110
  • URL ● http://www.spacecom.co.jp/
  • 設立 ● 1984年1月
  • 従業員数 ● 120名
  • 事業内容 ● 工業用レンズ製造
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株式会社 リムスポーツ

契約 51KW 電力48.5%
2007年7月~翌年6月矢印2013年7月~翌年6月

一斉点灯だった照明は5段階に分けるルールに
水路ポンプの稼働も見直し

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 静岡県富士市にあるリムスポーツは、フィットネスジムとゴルフ練習場を併設したスポーツクラブ。「ココロとカラダに栄養を!」を合言葉に、パーソナルトレーニングをはじめ、ダンスレッスンやメンタルトレーニングなどのコースが揃う。
 ERIA導入による電気の「見える化」で「設備の使い方が変わりました」と話すのは代表取締役の小山泰弘さん。それまで一斉点灯していたゴルフ練習場の照明は5段階に分けてつけるようにした。①階段②1階打席③1階通路と2階打席④2階通路⑤フィールド用のハロゲン照明──暗くなりやすい順だ。点灯の順番は決めたが、つけるタイミングは各スタッフが自分の目で見て判断する。その際、点灯時間は表に記入。これで情報共有ができ、季節や天気による違いもわかり、電気使用の予測にも役立つ。 株式会社 リムスポーツ

 ゴルフボールの回収には水路を利用しているが、そこで使うポンプの運用方法も見直した。以前はデマンドピークを気にせず、必要に応じて、一日に4?5回ポンプを稼働させていた。それが今では利用者の状況を確認しながら、朝一番と午後の2回に限定。夜間の稼働は、凍結防止のために必要な冬場のみにすることで、電気使用量の大きな削減につなげた。
 省エネの意識は各スタッフの間にも浸透している。仕事の持ち場をローテーションする際に、トイレや更衣室などを見回って、その都度、人のいない場所はまめに消灯するようになった。施設全体に無駄を省こうという気持ちが広がっている。 代表取締役の小山泰弘さん。
代表取締役の小山泰弘さん。

  • 住所 ● 静岡県富士市大淵553
  • TEL ● 0545(35)0760
  • URL ● http://lim-sc.com/
  • 設立 ● 1988年4月
  • 従業員数 ● 20名
  • 事業内容 ● スポーツクラブ・ゴルフ練習場
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