その他

企業教育とは

教学相長【補足編】上司が成長する機会

2009/07/06 更新

人財育成のOJT(職場内教育)で要となるのが上司だ。どんな上司のもとに配属されたかで、部下のヤル気、意欲、成長度は大きく変わる。

 一方、上司も教えることを通じて、自らの不備や未熟さに気づき、成長を始める。
 私が研修しているある企業の寺本一生さんという方から、私宛に質問が送付されてきた。「部下育成で自信をなくしたとき、先生はどうやって自信を回復させますか?」。
 上司として自分の未熟さに気づき、私に質問したのだ。どうしてそのようになったのか、私には詳しい経緯はわからないが、私は次の四点を挙げて、質問に答えた。


1.心構えは肯定思考。
 部下育成で自信をなくしたときが、実は自分が上司として大きく飛躍するチャンスのときと思って、この壁を乗り切る。そうすれば、新たな自信が身につく。だから過去の成功体験を思い出し、自分にできないことはないと考え、肯定思考でことにあたる。

2.謙虚に部下の言うことに耳を傾ける。
 そうすれば真の原因が見えてくる。見えてくれば、対策は立てられる。

3.信頼関係をつくる。
 部下の立場をよく理解する。小さなことを大切に。約束を守る。期待に応える。誠実な対応。自分に問題があれば謝る。

4.部下に聞く。
 正直に「自分は自信をなくした。どうすればいい?」と聞いてみる。
 以上のようなことを書いた。部下が前向きになり、心を開けば、打つ手が見えてくるので、自信は回復するだろう。


 後日、寺本さんの返信があった。「肯定的に考え、諦めずに自分はできると思い、やり抜きます。すぐマイナス思考になるのは自分の課題ですが、大きな成長への糧だと考えます。これからのため、ご教授の内容を実践し、私も私の教えている部下と共に成長します。ありがとうございました」。
 教育は教えを受ける側が成長し、かつ、教える側も自らの不備や未熟に気づき、相互に刺激を与え合い進歩していくものだ。教学相長だ。


【長尾光雄プロフィール】
企業活性化教育研究所 代表
33年間営業の世界を経験(常にトップランク実績)
企業教育研修.講演を24年間経験
社員教育の世界を19年間経験

その他の企業教育とは関連記事


[PR] おすすめ情報

経費削減・電気料金削減のESシステムDNA ERIA イメージ画像

経費削減・電気料金削減のESシステムDNA ERIA
電気料金の算出方法の解説や、電気料金削減に成功した企業の事例をご紹介!

キュービクル保安点検・キュービクル新設 イメージ画像

キュービクル保安点検・キュービクル新設
キュービクルの新設や更新から、保安点検の無料相談まで受付けるキュービクル情報のサービスサイト。

環境市場新聞とは

環境市場新聞は、すべての企業や団体が地球環境にどう貢献していけるのかという課題や、環境に関するさまざまな情報、また電力自由化による電力市場の取引状況や動向などを定期的に発信する季刊誌です。

環境クイズ

太平洋の特定地域で海面水温が平年に比べ高くなり、その状態が1年程度続く現象を何という?
A.「エルニーニョ現象」
B.「ラニーニャ現象」
C.「ブロッケン現象」
D.「ヒートアイランド現象」

解答する

環境テスト一覧へ

  • リンク集
  • 広報室ブログ