エネ庁 13年度の省エネ比較指標を発表 「電力」はわずかに悪化
経済産業省・資源エネルギー庁は9月2日、省エネの進展状況を同業他社と比較できる「ベンチマーク指標」の2013年実績を発表した。事業者の自主的な努力を促すため、報告されたベンチマーク指標の平均値、標準偏差、目指すべき水準の達成事業者を国が公表。現在、産業部門のエネギー消費量の約6割をカバーする6業種・10事業分野の事業者が対象になっている。主に火力発電所の発電効率で値を測る「電力供給業」は、業種内の平均値が前年度からわずかに悪化。水準達成は報告事業者数11社に対し、2社にとどまった。