21世紀末の日本の平均気温 全国で2.5～3.5℃上昇 環境省が中間報告書

　環境省は3月27日、日本の年平均気温が21世紀末に2.5～3.5℃上昇するなど予測した、日本の気候変動による将来影響と今後の課題をまとめた中間報告書を発表した。気温の上昇により、冬日・真冬日の日数が北日本を中心に減少し、熱帯夜・猛暑日の日数 は東日本や西日本、沖縄・奄美で増加すると予測。そのほか報告書では、大雨や短時間強雨の発生頻度の全国的な増加や、日本近海の海面水温が長期的に上昇すると指摘している。