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2015.10.15環 境

ラムサール条約湿地 50カ所に

 2015年6月、ラムサール条約第12回締約国会議がウルグアイで開催された。条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。会議では予算や湿地保全のための長期目標などが決議された。
 会議開催に合わせて、日本の4湿地 =涸沼(茨城県)、芳ヶ平湿地群(群馬県)、東よか干潟(佐賀県)、肥前鹿島干潟(佐賀県)= が新規に登録され、既登録の慶良間諸島海域(沖縄県)は登録面積の拡大が決まった。日本は1980年に同条約へ加入。その際、釧路湿原を登録している。今回の新規登録により日本の登録湿地数は50カ所となり、総面積は14万8002ヘクタールになった。