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こころのサプリメント

「こころとからだの健康」を保っていきいきと働く
日本テクノ社内メルマガ「こころレター」より

公の場で宣言する

「パブリックコミットメント」と「ブーメラン効果」

アンダーバー

 公の場で目標を宣言することで、目標達成へのモチベーションが高まります。これはパブリックコミットメントと呼ばれています。宣言することで責任が生まれ、努力する意思が強まるのです。ただし、公言によって周りから「頑張っているね」「素晴らしいね」のような声をかけられると、実際には何もしていなくても、やったつもりになってしまうことがあるようです。
「やったつもり」を防ぐには、目標の進捗を定期的に宣言したり、行動した際にすぐ誰かに伝えたりするのが有効です。
 しかし、宣言を聞いた周りの人が、しばらくして「あの人、宣言通りに行動していないのでは?」と思うことがあるかもしれません。そのときに、きちんと行動するように相手を説得すると逆効果になってしまう場合があります。
 例えば勉強をしようとしているとき「勉強しなさい」と言われ、やる気をなくすケースはよくあります。これをブーメラン効果といいます。人は無意識のうちに「自分で決定したい」という欲求を持っており、説得されればされるほど、反発してしまうのです。特に自分と関係の深い事柄で説得された際、ブーメラン効果は強く表れます。
 目標達成を手助けするため、説得したり、叱ったりすることもあるでしょう。そのときは、できていない部分を具体的に示し一緒に解決策を考え、「相手が自分で決めたという感覚」を持てるようにしましょう。
 パブリックコミットメントとブーメラン効果を踏まえ、目標達成を促すときには、①定期的に宣言や報告の場を用意する②叱ったり注意をしたりする際には解決策も一緒に考える③目標達成時のメリットの伝達、ビジョンの共有などでコミュニケーションを深める──の3つのポイントに留意しましょう。
 プライベートでも仕事でも、何らかの目標を持って行動するのは、やる気を高めるために大切なことです。悩みごとと同じく、目標も一人で抱えず周りの人と共有して、達成を目指してみてはいかがでしょうか。

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