「賢い選択」国民運動始動

　政府の主導する温暖化対策のための新しい国民運動「COOL CHOICE（クールチョイス）」が2015年7月から始まった。2030年度の温室効果ガスを、26%削減（2013年度比）する目標の達成に向け、政府、事業者、国民が一致団結して取り組もうと呼び掛ける。
　政府は以前から、省エネの技術や知恵などを共有・発信する気候変動キャンペーン「Fun to Share」を展開していた。今回の新国民運動では、そうした知恵や技術をはじめ温暖化防止に役立つ製品・サービス・行動などを「賢く選択」していくことを促す。エコカーや省エネ住宅の購入、高効率の照明や省エネ家電への買い換え、公共交通機関の利用、クールビズの実践などを「未来のために、いま選ぼう。」と訴える。