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2016.05.19環 境

ザーイド未来エネルギー賞は日本企業を呼ぶ

Abu Dhabi, May 18, 2016 - (JCN Newswire) - 再生可能エネルギーと持続可能性の分野において大きな貢献を果たしている個人、企業、組織、学校を表彰し、アラブ首長国連邦アブダビによって設立された賞、ザーイド未来エネルギー賞は、2017年度 ザーイド未来エネルギー賞のオンライン応募と推薦の締め切りが6月27日だ。

本賞は5カテゴリーのうち、中小企業、非営利組織、高等学校の3カテゴリーで応募を受け付け、そして他の2カテゴリーでは、推薦を受け付ける。

日本では、トヨタ自動車やパナソニックが2010年、2015年に大企業部門において受賞している。パナソニックは、「エコナビ」製品や太陽光発電システム「HIT(R)」などの創エネ・蓄エネ・省エネや節水に貢献する幅広い商材と、それらを支える技術を有し、受賞にいたった。

ザーイド未来エネルギー賞は、気候変動・エネルギー安全保障・環境の諸課題に対応するための解決策を見いだし、世界中の2億200万人以上がザーイド未来エネルギー賞の受賞者による持続可能性の取り組みの対象となってきた。

大企業部門の賞は、中国の電気自動車メーカーBYDに贈られた。タンザニアのエネルギーアクセス企業オフグリッド・エレクトリックが中小企業部門で受賞し、インドネシアのNPOのコペルニクが非営利組織部門の受賞組織として発表。その他にも世界の5地域に及ぶ5校が国際高等学校部門で受賞した。

ザーイド未来エネルギー賞の応募は、97ヶ国からの1437件のエントリーを集めてきた。2008年に設立されてから、賞金400万米ドルで、再生可能エネルギーと持続可能性の分野における48人を見出した。この間、約100国から8500件以上の応募と推薦 があり、毎年40%増加。

毎年、審査団が各部門での候補者をインパクト、革新性、リーダシップ及び長期的視野に基づいて厳格に評価し、最終の勝者を決定する。


▼ザーイド未来エネルギー賞について
ザーイド未来エネルギー賞は、アラブ首長国連邦の建国の父であるシェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下が環境・社会・経済の分野における持続可能性を唱道したことに敬意を表して、2008年にUAEのリーダーシップで創設されました。現在までに2億人以上が本賞の48の受賞者による持続可能性の取り組みの対象となっています。