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2017.06.15環 境

自治体のリサイクル分別収集 拡大
環境省 今後5年間の策定計画を集計

 2016年12月、環境省は2017年度から5年間にわたるペットボトルなど容器包装廃棄物の分別収集計画について、全国自治体の策定状況をまとめ公表した。特別区を含むすべての市町村がいずれかの分別収集を実施することがわかった。

 容器包装リサイクル法(1面用語解説 )に基づく自治体の分別収集計画策定は、今回が第8期。特別区を含む1741市町村のすべてが分別収集の計画を策定した。
 第1期から分別収集.再商品化対象だった「ガラス製容器」「ペットボトル」は、これまでに引き続きほとんどすべての自治体で分別収集が実施される。ペットボトルは2017年度は98.6℅に当たる1716市町村、5年後の2021年度は98.9℅の1721市町村が収集する計画。
 プラスチック製と紙製の容器包装の分別収集も、策定された計画では拡大が見込まれる。プラスチック製容器包装の収集は2017年度の80.5℅の1402市町村から、2021年度は81.3℅の1416市町村になる。紙製容器包装は2017年度51.6℅の898市町村から、2021年には52.2℅の909市町村になる。ただし、紙製容器包装は「雑がみ」などとしてリサイクルしている自治体も多数ある。

分別収集を計画する自治体の割合