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福井県勝山市

人口25,380人※2013年9月30日現在
面積253.68km²
市HPhttp://www.city.katsuyama
.fukui.jp/

勝山市ニューストピックス

2013/11/1
本編を公開いたしました。
2013/9
取材を行いました。

自然と共に生きる


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街に着くと恐竜がお出迎え
福井県北東部にある勝山市。全国屈指の恐竜化石発掘地として知られている。2012年、環境政策に熱心に取り組む自治体のネットワークである環境自治体会議の全国大会「かつやま会議」が市内で開催され、「環境」の面においても市外から注目が集まっている。
勝山市が環境を意識するようになった一つのきっかけは「赤とんぼ」だった。全国的に減少傾向にある赤とんぼだが、ここ勝山市ではいまだに多くの赤とんぼが飛び交う姿を見ることができる。その背景には、勝山市の恵まれた自然が、手つかずに残されていることが大きく影響していた。その恵まれた自然を未来へと引き継いでいくため、市では様々な活動を通し、改めて「環境」と向き合っていくこととなった。

恵まれた環境を守る


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赤とんぼ調査の様子(鹿谷小学校)
市では、生物多様性の保全活動として「赤とんぼと共に生きるプロジェクト」を展開。市内の小学生や農業協同組合などの関係者と協働で、「羽化調査」「移動ルート調査」「講演会・報告会」「生息環境の維持」の4つのプロジェクトを立ち上げ、赤とんぼが減少することのないよう、環境保全活動に力を入れた。
2011年、環境保全推進コーディネーター制度を導入し、農学博士が環境保全推進コーディネーターに就任した。その道のプロフェッショナルが直接、活動をリードすること、そして勝山市を外から客観視できるコーディネーターがプロジェクトに加わることで、市の自然環境の豊かさ、大切さを、市民、子どもたちに改めて認識してもらうことが制度導入の狙いだ。
市内の小学生は、学校の総合学習の時間を使い、コーディネーター主導のもと、自然溢れる勝山市をフィールドに、「赤とんぼの生態調査」をはじめとする、あらゆる環境保全活動に取り組んでいる。赤とんぼの他にも、ミチノクフクジュソウ、ゲンジボタル、絶滅が危惧されており、清流にしか生えない水草であるバイカモなど、数々の希少生物が生息する勝山市では、それらの保全はもちろん、在来種に悪影響をもたらす特定外来種の駆除作業にも力を入れている。これらの活動には多くの市民も加わり、活動の輪は、日に日に大きくなっている。


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市のシンボル・九頭竜川
また、「かつやまをきれいにする運動」を展開し、まちの美化活動も積極的に行われている。勝山市のシンボルともいえる一級河川・九頭竜川では、毎年公益社団法人勝山青年会議所が「クリ―ンアップ九頭竜川」を主催し、ごみの回収とともにごみ捨て防止の意識を啓発している。2005年の開始以来、市民や企業、地元中学生、近隣市のボランティア団体などが参加している。今では参加者が1000人を超え、市を代表する美化活動となっている。
市内にある3つの中学校でも、環境教育の一環として、河川清掃を実施。中でも勝山中部中学校が30年以上継続して行っている浄土寺川での活動は、生徒たちが少なくなったホタルを呼び戻そうと自発的に始めたもので、2001年には「緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」を受賞した。

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