人口 | 298,462人※2013年3月31日現在 |
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面積 | 824.54km² |
市HP | http://www.city.aomori.aomori.jp/ |
青森市ニューストピックス
- 2013/5/10
- 本編を公開いたしました。
- 2013/4/12
- 「第2期青森市中心市街地活性化基本計画」内閣総理大臣認定。
- 2013/4
- 取材を行いました。
市中心部の活性化
市中心部に立地する
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
ミッドライフタワーに隣接するもう一つの複合施設「アウガ」もコンパクトシティ事業の代表的なモデル。1階~4階は商業施設、6階~8階は青森市民図書館となっている。市の公共施設も中心部に移動することによって、市のコンパクト化を後押ししている。その他、市民の憩いの広場である「パサージュ広場」や、青森ねぶたの保存伝承の場として、また観光拠点として建設された青森市の文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」などが駅前中心部に集約されており、市民の動きに変化をもたらしている。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では、2012年12月に「環境フェア」を開催。地球温暖化対策による市民への啓発活動の一環として行われ、イベントでは、食材を余すことなく使った「じゃっぱ汁」の提供や新聞紙で作るエコバッグ作り、衣類フリーマーケットなどが催された。
今後も歩いて暮らすことができる質の高い生活空間の創造に向け、コンパクトシティ事業を推進していく。
市率先導入プロジェクト
新田浄化センター内にある
消化ガス発電機
2011年、青森市は地球温暖化防止のため「青森市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、8つの重点プロジェクトを立ち上げた。その中の一つである「市率先導入プロジェクト」では、市施設への新エネルギー・未利用エネルギーの率先導入を行っている。市西部にある新田浄化センターでは、未利用エネルギーを利用した「消化ガス発電コージェネレーションシステム」が、2012年6月に稼働を開始した。新田浄化センターでは、1日約16,500m3の汚水を処理しており、汚泥処理の過程では、大量の消化ガス(メタンガス)が発生する。この消化ガスを発電機の燃料として有効利用し、発電した電気を浄化センターで使用する電力の一部に充てている。さらに、発電する際に発生する熱は、消化槽を加温する際に利用されている。これにより、購入電力は約15%削減され、好循環を生むエネルギーリサイクルを実現している。このプロジェクトでは、今後も市施設への太陽光発電設置などを行い、新エネルギーの導入を積極的に進めていく。
様々な分野において環境問題への取り組みを行っている青森市。元来大自然に恵まれ、大きな公害の被害もなく、今日まで発展してきた。今後は、その恵まれた環境の保全はもちろん、青森市にしかできない、地域特性を活かした取り組みに期待をしたい。
取材協力:青森市
記事公開日:2013年5月10日
明治時代から昭和まで、80年もの間、本州と北海道を結んでいた鉄道青函連絡船。青函トンネル開通により、役目を終えましたが、現在でも青森港には、八甲田丸が停泊しています。中は、ミュージアムとなっていて、当時の様子がうかがえます。
そして、2015年度には北海道新幹線が新青森~新函館間で開通予定。また、青森に新たな風が吹きそうです。
青森県観光物産館「アスパム」から見下ろす八甲田丸