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茨城県つくば市

人口218,645人※2013年6月1日現在
面積284.07km²
市HPhttps://www.city.tsukuba.
ibaraki.jp/
備考 つくばモビリティロボット実験特区
(2011年認定)
つくば国際戦略総合特区
(2011年指定)
環境モデル都市(2013年選定)
環境市場新聞33号掲載

つくば市ニューストピックス

2013/7/2
本編を公開いたしました。
2013/4/15
住民主導のサスティナブルコミュニティモデルの実現を目指す「葛城地区C43街区」構想が策定されました
(つくば市HPへ移動します)
2013/3
取材を行いました。
2013/3/15
つくば市が「環境モデル都市」に選定されました。

「公道実験特区」から「公道利用特区」へ


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市内のパトロールに利用
現在は主に、市の職員が徒歩でのパトロールの代わりにセグウェイを利用している。セグウェイ搭乗により視線が高くなり、街中での注目度も高くなることによって、より一層の防犯効果が期待できる。さらに、すれ違う人との会話も生まれやすくなり、地域の方とのコミュニケーションも増加している。
現状、一般の人がセグウェイで公道を走るには、市が主催する観光・シティツアーに参加する方法があるが、ツアーの定員6名に対し、数百人の応募があり、多大な注目を集めている。一方で、気軽に乗れる環境には至ってないことが課題でもある。今後様々な規制が緩和され、つくば市内のどこでも自由に、一般の人々がモビリティロボットに搭乗できるよう「公道実験特区」から「公道利用特区」への移行、そして日本全国にモビリティロボット特区が誕生し、環境負荷の少ないモビリティロボットでの移動が当たり前になるよう、先駆けたモデルとなる街づくりを目指している。

小中一貫教育と「つくばスタイル科」の導入


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書籍
「つくばスタイル科の取り組み」
これまでつくば市では、次世代を担う子どもたちへの環境教育を重点課題の一つと考え、つくば市独自の取り組みを継続して行ってきた。環境IEC(改革・環境保護・地域社会)運動では、エネルギー消費量の削減や、学校から排出されるごみの量の削減など、学校独自の具体的な行動計画を設定し、学校の環境改善を図っている。学校での環境活動を、児童・生徒から家族を通じ、やがて地域に発展させるという先進的な取り組みだ。2009年、このIEC運動の展開が認められ、日本環境共生学会より「環境活動省特別賞」を受賞、対外的な評価を得た。
2012年度より、つくば市は、市内15校全ての中学校区(学園)で、小中一貫教育を導入。筑波大学と共同開発の環境教育カリキュラムや環境体験学習などの環境教育を盛り込んだ「つくばスタイル科」を実践し、さらなる充実を図っている。

「つくばスタイル科」の環境単元では、1年生~9年生までの9年間にわたり、環境問題と向き合う時間を設けており、1年生では、「しぜんの中であそぼう!」と題し、身近な自然の中での活動を通し、自然の不思議さや発見を楽しむ授業が行われている。2年生以降では、身近な環境問題と向き合い、課題を解決していく力を付けていく。そして最終学年である9年生になると、「私たちが守る地球の未来」と題し、環境問題について取り組んでいる研究者たちの生の声を聞き、未来を担う彼らが何をすべきなのかを問う授業が行われている。これは小中一貫教育ゆえに成し得たことであり、類を見ない環境教育となった。日本屈指の研究機関やプロフェッショナルが集う抜群の教育環境を活かし、つくば市が掲げた「教育日本一」を目指して活動を展開していく。

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