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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 株式会社 ベスト家具 リーファナカガワ  矢印 海鮮の宿 舟付  矢印 社会福祉法人東和仁寿会 特別養護老人ホーム東和荘

矢印 株式会社 スチールテック  矢印 二幸食鳥グループ  矢印 学校法人桐誠学園 府中新町幼稚園  
 

株式会社 ベスト家具 リーファナカガワ

契約電力

▲24.7%

(2012年
2015年)
電力使用量

▲31.0%

(2011年10月〜翌年9月
2013年10月〜翌年9月)

顧客配慮の向上
省エネ活動は来店客を見つめる姿勢から

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 石川県白山市にある株式会社 ベスト家具は、大型の家具から雑貨までトータルコーディネートが楽しめるインテリアショップ「リーファナカガワ」を運営する。2000坪の敷地を利用した4階建ての店舗だ。
 来店客に商品の品質をきちんと伝えるには照明の果たす役割が重要と考え、店内には約1200本の通常照明に加え、ディスプレイ用のライトを併用する。そのままなら電力使用量は増加するだけだが、業態に応じた工夫で省エネ対策に取り組んでいる。

LED照明が商品を引き立てる店内。
LED照明が商品を引き立てる店内。

 ERIAによる電気の「見える化」を導入し、まずは蛍光灯やスポットライトをLED照明に変えた。それと同時に配線を組み直し、スイッチを分散することで、照明を細かく調整できるようにした。スイッチには大きさの異なる色分けしたシールを貼り、色により平日と休日で使うものを区別し、大きさで優先順位を示した。「時間単位の区分けはしていません。来店状況は日ごとに変わるので、スタッフの臨機応変な対応に任せています」(インテリア家具事業部・事業本部長の土橋勉さん)。
 来店客の動線を見極めながらスタッフが各照明の要不要を判断し入り切りする。求める商品を十分な明かりのもとで、隅々まで確認してもらいたい。そんな思いと、組織全体に浸透する省エネ意識が組み合わさった活動だ。これにより、来店客を気づかう配慮の姿勢が、より深まっていった。

細かな調整が可能な照明スイッチについて説明する事業本部長の土橋勉さん。
細かな調整が可能な照明スイッチについて説明する事業本部長の土橋勉さん。
  • 住所 ● 石川県白山市徳丸町512-1
  • TEL ● 076(276)2888
  • URL ● http://li-fa.co.jp/
  • 創業 ● 1965年
  • 従業員数 ● 27名
  • 事業内容 ● 家具・インテリア雑貨販売、リフォーム
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01

海鮮の宿 舟付

契約電力

▲11.8%

(2014年
2015年)
電力使用量

▲7.8%

(2014年3月〜5月
2015年3月〜5月)

作業効率アップ
予約状況の把握で冷蔵設備の稼働台数を見直し

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 千葉県鴨川市にある「海鮮の宿 舟付」は、地元食材を使った郷土料理を楽しめる温泉旅館。家族で営むやすらぎの空間を目当てにしたリピーターが多く、「おかえりなさい」が定番のあいさつだという。
 「ここはお客様にくつろいでもらう場所。だから省エネは難しいと考えていた」と主人の田村一成さんは、かつての状況を振り返る。だが東日本大震災以降、利用客が省エネ活動に進んで協力するようになり、意識は変わっていった。2015年1月にERIAを導入し、デマンド対策などに取り組んでいく。  
 

海鮮の宿 舟付


 「予約状況を把握しながら設備の稼働台数も変えているんです」と話すのは女将の田村まゆみさん。これまでは厨房にあるコールドテーブルという冷蔵庫に下準備の済んだ料理を一時的に保管していた。その稼働を予約数に照らし合わせて停止するようにした。利用客は時期によって数十人になるときもあれば平日は1桁台になることもある。予約状況を先読みし、コールドテーブルの電源を切り、大型冷蔵庫1台で済ませるようにする。食材をより適切に管理し、整理整頓を徹底すれば、大型の1台で十分対処できることがわかった。庫内に保管する各食材の置き場所に工夫をこらすため、使い勝手が良くなり調理作業の効率も上がった。
 今後は照明のLEDへの入れ替えや太陽光発電の導入などの設備改善にも取り組んでいきたいと考えている。

主人の田村一成さんと女将の田村まゆみさん。
主人の田村一成さんと女将の田村まゆみさん。
  • 住所 ● 千葉県鴨川市江見青木65
  • TEL ● 04(7096)1200
  • URL ● http://www.funatuki.com/
  • 設立 ● 1961年
  • 従業員数 ● 11名
  • 事業内容 ● 旅館
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02

社会福祉法人東和仁寿会 特別養護老人ホーム東和荘

契約電力

▲18.8%

(2012年
2017年)
電力使用量

▲9.7%

(2011年11月〜翌年10月
2016年11月〜翌年10月)

改善対応の迅速性
省エネでPDCAサイクルを強化──失敗は繰り返さない

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 岩手県花巻市東和町にある特別養護老人ホーム東和荘。経験豊富なスタッフが「愛・信頼・感謝」の理念のもとに、笑顔あふれる環境づくりを目指している。よりよく施設を運営するための計画やその見直しといったPDCAサイクルの取り組みにも力を入れる。それをさらに強く意識させたのが電気の「見える化」を軸とした省エネ活動だった。
 夏場の会議で施設長の伊藤芳江さんが、入居者の体調管理を徹底するようスタッフに呼びかけ「暑いと感じたら迷わずエアコンを稼働させること」を指示した。その翌日、スタッフは一斉に空調の電源を入れてしまう。広い施設内の複数箇所から電気の使用状況を確認できるようにと4カ所に設置したSMART CLOCKのLED表示が赤色に染まり、警報が鳴る。  
 

4台のSMART CLOCKを各所に配置。
4台のSMART CLOCKを各所に配置。

 「夏場の省エネルールを決めていなかったのが原因です」と事務長の佐々木ひとみさんは話す。その直後、入居者が活動を始める朝5時から30分おきに、優先順位を決めて空調を稼働させるルールを決めた。最初は新館ホールや廊下、続いて別館ホール、本館食堂といった取り決めだ。同じ失敗を繰り返さないよう、問題が起きたらすぐに改善策を立て実行する。以降は、起動が重なることでのピークオーバーは抑えられるようになった。入居者が快適に暮らせる環境を最優先にした省エネ活動が今も続けられている。

施設長の伊藤芳江さん(右)と事務長の佐々木ひとみさん。
施設長の伊藤芳江さん(右)と事務長の佐々木ひとみさん。
  • 住所 ● 岩手県花巻市東和町東晴山7区16番地
  • TEL ● 0198(44)3113
  • URL ● http://towaso.jp/
  • 従業員数 ● 110名
  • 事業内容 ● 社会福祉業
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03

株式会社 スチールテック

契約電力

43.9%UP

(2014年
2017年)
電力使用量

24.0%UP

(2014年4月〜翌年3月
2017年4月〜翌年3月)

コスト意識の向上
電気の「見える化」は、業務効率の指標

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「生産性の向上を図り、納期や品質など厳しい要求に応え続けることが重要だと考えています」と語るのは、大阪府摂津市にある株式会社 スチールテックの代表取締役社長・田中公夫さん。そんな経営姿勢を映すように、売上や利益は毎年順調に拡大しており、最近は主力の製造機械であるレーザー加工機も増設した。
 設備の追加によりデマンド値は約4割、電力使用量は約2割上がったものの、生産速度は倍増し、生産量も増加した。ただしこの生産効率の向上は、単に製造機械の増強だけが原因ではなく、コスト意識や業務の効率化に向けた意志が全社的に浸透していることも大きく影響している。スタッフは完成した製品の価格から原価を差し引いた粗利益を常に意識していて、自分がこなす仕事の目標額をそれぞれが持っている。無駄なコストを削りながら、いかに効率的に、品質の高い製品を生み出すか、それをいつも念頭に置いて作業に向かう。  

生産量の拡大に伴ってレーザー加工機を増設した。 生産量の拡大に伴ってレーザー加工機を増設した。

 そうした意識改善のための指標の1つとして利用しているのが電気の「見える化」だった。機械ごとの使用量がわかれば、原価の割り出しも明確になる。大型機器の運用を見直せば、デマンドピークを抑制でき工場全体のランニングコストを下げられる。運用の見直しは、生産工程の改善にもつながる。
 2年をかけて水銀灯からLEDへとすべての照明を入れ替えた工場内は、隅々まで見通せる明るさだった。

代表取締役社長の田中公夫さん。
代表取締役社長の田中公夫さん。
  • 住所 ● 大阪府摂津市鳥飼上2-5-33
  • TEL ● 072(653)2515
  • URL ● http://www.steeltec.co.jp/
  • 創業 ● 1985年
  • 従業員数 ● 40名
  • 事業内容 ● 金属加工
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04

二幸食鳥グループ

契約電力

▲15.1%

(2010年
2017年)
電力使用量

▲5.4%

(2010年3月〜翌年2月
2017年3月〜翌年2月)

改善手法の集積
積み重ねたノウハウを新設工場に活用

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 鹿児島県内で13事業所を展開する二幸食鳥グループ。鶏肉加工を中心に、冷蔵、配送、小売施設まで運営する。その全事業所で日本テクノのサービスを活用し、省エネに取り組んでいる。
 「導入当初はまずデマンドのピーク対策を手がけました。加工工程や空調運用を見直し、機器の立ち上げ分散などを行った結果、ほぼすべての事業所で効果が出た。その後、各所の特性を踏まえ、電力使用量の対策を進めています」(本社総務部業務課長の上妻正幸さん)。
 

2017年9月にオープンした製造拠点、錦江加工センター。 2017年9月にオープンした製造拠点、錦江加工センター。

 例えば、加工工場や冷蔵センターでは冷蔵庫の開閉回数を減らす取り組みをした。保存スペースを整理整頓して各種品物の貯蔵場所を明確にし、商品によっては冷凍原料を増やして、無駄な開閉を抑えた。空調と換気扇を併用しないというルールもつくり、設備の電力負荷を抑えた。小売施設「かごしま旅の駅 魔猿城」では、照明をLEDに入れ替え、電力使用量約5%改善の実績を出した。
 「各事業所が実践したアイデアは本社に寄せられ、それがミーティングを通じて他の事業所に伝わります。社内には多くのノウハウが蓄積されているんです」と上妻さんは言う。事業規模は年々拡大しており、2017年9月には10カ所目の工場、錦江加工センターがオープンした。「ここは最新の省エネ型加工設備を備えていますが、それでも“現場の工夫”が重要です。積み重ねたものを活用しながら取り組みを進めていきます」。

総務部業務課長の上妻正幸さん。
総務部業務課長の上妻正幸さん。
  • 住所 ● 鹿児島県鹿児島市錦江町4-8
  • TEL ● 099(226)7065
  • 設立 ● 1969年
  • 従業員数 ● 800名
  • 事業内容 ● 食鳥処理加工
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05

学校法人桐誠学園 府中新町幼稚園

契約電力

▲45.2%

(2015年
2017年)
電力使用量

8.1%UP

(2014年12月〜翌年11月
2016年12月〜翌年11月)

興味の呼び起こし
園児も理解──SMART CLOCKは信号と同じ配色

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 身体・精神・知識がバランスよく育成される教育を標榜し、設立以来半世紀以上の歴史を刻んできた東京都府中市の学校法人桐誠学園 府中新町幼稚園。少子化が取り沙汰される現在も順調に園児数を伸ばしている。「近年は幼稚園間の競争が激化していて、私たちも未就園児クラスの設定、ウェブ情報の充実や小まめな更新など、時代のニーズに合わせて対応することで、地域の皆様に愛されるよう努力を続けています」と事務長の小林正和さんは話す。
 地球温暖化など環境問題が注目される今の時代、職員はもちろん園児にも、省エネへの興味を呼び起こしたい。その意識向上に大きく貢献しているのがSMART CLOCKだ。
 

SMART CLOCKは2階廊下の目につく場所に設置した。
SMART CLOCKは2階廊下の目につく場所に設置した。

 導入後、全職員がLEDの表示色の変化で電気の使用状況を「見える化」できると理解し、目標に沿って電気の使い方をコントロールするようになった。そして、時計の設置場所を2階廊下のよく目につく所にしたのは、園児に向けた呼びかけだ。
 2階にあるのは年長クラスで、社会のルールなどを身につけていく時期の園児たちが行き交う。小林さんは「時計の色変化が示す意味は基本的に信号と同じですよね。年長さんであれば、それは理解できます。ここに設置することで園全体に省エネ意識が浸透すると思いました」と話す。同園では多忙な先生が色の変化を見逃しても、園児が気づき、注意を促す光景が見られる。

事務長の小林正和さん。
事務長の小林正和さん。
  • 住所 ● 東京都府中市新町2-31-4
  • TEL ● 042(362)3912
  • URL ● http://shinmachi.org/
  • 開業 ● 1964年
  • 従業員数 ● 24名
  • 事業内容 ● 幼稚園
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06
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