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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 社会福祉法人みその 聖園子供の家  矢印 社会福祉法人西友会 特別養護老人ホームあいのうら  矢印 シェ・ブラン 城北店
 
矢印 株式会社ワシントン靴店 Parade野々市三日市店  矢印 大津イトマンスポーツクラブ  矢印 ホテル チューリッヒ    

社会福祉法人みその 聖園子供の家

契約電力28kW削減 電力使用量23.5%削減
2014年9月~翌年4月 矢印2015年9月~翌年4月

施設全体に広がる省エネ活動
職員の取り組みに加え 子どもたち向けの勉強会も

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 神奈川県藤沢市にある児童養護施設「社会福祉法人みその 聖園子供の家」。子どもたちが明るく、たくましく、健やかに育つ住環境と児童支援の充実を図るとともに、社会の健全な一員となるよう職員全体で家庭に代わる環境を築いている。
 同業施設からの紹介でERIAとSMART CLOCKを導入したのは2015年8月。施設長の疋田哲也さんも事務の伊藤潤さんも、過去に省エネ活動の経験はなかったが「常に目を光らせる必要がなく、使い過ぎたときに知らせてくれる仕組みだったため、子どもたちの生活に影響のない範囲でできそうだ」と感じたという。
 

社会福祉法人みその 聖園子供の家
社会福祉法人みその 聖園子供の家

  導入後、デマンド閲覧サービスで電力使用状況を確認すると、1日のピークは食事を準備する時間帯だった。以前のデマンドは76㎾。ピーク時間帯に洗濯乾燥機の稼働が重なっていたからだ。それをずらせば50㎾以下に抑えられる。そこで稼働時間を変更し、使い過ぎの警報時には一時的に乾燥機を止めるようにした。
 そうした職員の取り組みに加え、さらに省エネ活動を推進しようと、子どもたち向けの勉強会を日本テクノに開いてもらった。これが施設全体の活動につながっていった。以前は度々あった空調の消し忘れはなくなり、照明も小まめに消すようになった。SMART CLOCKの色の変化も今では子どもたちから教えられるようになっている。

施設長の疋田哲也さん(左)と事務の伊藤潤さん
施設長の疋田哲也さん(左)と事務の伊藤潤さん
  • 住所 ● 神奈川県藤沢市みその台1-3
  • TEL ● 0466(81)4069
  • URL ● http://www.misono-f.com/child/kodomonoie/
  • 開設 ● 1946年2月
  • 職員数 ● 常勤34名、非常勤13名
  • 事業内容 ● 児童養護施設
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社会福祉法人西友会 特別養護老人ホームあいのうら

契約電力78kW削減 電力使用量19.9%削減
2012年9月~翌年8月矢印2015年9月~翌年8月

一方を早めに立ち上げて 同時起動回避のピーク抑制
「電気機器使用表」も奏功

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 特別養護老人ホーム「あいのうら」の名は地元の町名にちなんでつけられた。長崎県佐世保市相浦町。オール電化の近代設備と良質の天然温泉を備え、その名のとおり地域に親しまれる施設となっている。
 「電気の見える化」の導入は2015年6月。1階にERIAのモニター、2階と3階にSMART CLOCKを設置し、省エネ活動を推進していった。
 

社会福祉法人西友会 特別養護老人ホームあいのうら
社会福祉法人西友会 特別養護老人ホームあいのうら

 1日のピークは、食事の準備と利用者の入浴が重なる10時と15時半。食事準備と入浴のどちらかをずらせばピークは抑制できるが、入居者に不便をかけてしまう。さらに入浴の際は、浴室と脱衣場に温度差があると身体に悪影響を及ぼすため、空調もきちんと稼働させる必要がある。そこで施設長の東房翼さんは、空調を早めに立ち上げる取り組みを試みた。
 以前は、入浴開始とほぼ同時につけていた空調を30分~1時間ほど早めに立ち上げるようにする。電力負荷の高い起動のタイミングを、厨房機器の使用とずらすことでデマンド値の上昇を防ぐ狙いだ。空調の稼働時間が長くなるため電気使用量の増加を懸念したが、デマンド値が削減できたので、総じて電気料金は安くなった。
 次に東房さんはオリジナルの「電気機器使用表」を作成した。電気機器の消費電力などに応じて、警報が鳴りやすい時間帯を色分けしている。これにより、いつ何が使われているのか明確にでき、ピーク抑制につながる機器の稼働時間変更など具体的な対策ができた。

施設長の東房翼さん
施設長の東房翼さん
  • 住所 ● 長崎県佐世保市相浦町606-1
  • TEL ● 0956(48)6001
  • URL ● http://care-net.biz/42/ainouranet/
  • 設立 ● 1996年2月
  • 事業内容 ● 特別養護老人ホーム
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05

シェ・ブラン 城北店

契約電力14kW削減 電力使用量17.9%削減
2012年8月~翌年7月矢印2014年8月~翌年7月

省エネ活動の目標に意識改革と経費削減
2つの課題を確実にクリア

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 島根県松江市にある3つの店舗で季節のフルーツと島根の恵みを生かした洋菓子を提供する有限会社 シェ・ブラン。人を笑顔にするスイーツや店舗づくりを目指しながら省エネ活動に取り組んでいる。
 2014年6月にERIAを導入したとき、代表取締役の井手芳朗さんが省エネ活動の目標にしたのは、電気料金の削減とスタッフの意識改革だった。「省エネ意識を促せば、何らかの努力をするようになるだろう」。
 

シェ・ブラン 城北店
シェ・ブラン 城北店

 デマンド対策ではオーブン立ち上げのタイミングを工夫した。店には大型のコンベクションオーブン1台と小型オーブン2台がある。朝6時半から開店準備を行うが、これまではすべて同時に立ち上げていた。これを作業に支障のない30分間隔でオーブンを熱し始める。そのルールさえ守れば、その後すべてのオーブンをフル稼働させてもピークは出なかった。
 さらに、冷蔵庫と冷凍庫の保管状況を見直し商品の整理も実施した。すると冷蔵庫は6台から4台に、冷凍庫は2台から1台にまとめられた。省エネが目的の取り組みだったが、在庫状況を容易に把握できるようになり、過剰発注も防げるようになった。
 以前に比べ電気料金は月4万円ほども安くなった。その明確に示される効果を前にスタッフは、もっとできることはないかと照明の間引きや有圧換気扇の停止など自ら積極的に行動するようになる。ERIA導入時の2つの目標は達成できた。今後も力を緩めず活動を続けていく。

代表取締役の井手芳朗さん
代表取締役の井手芳朗さん
  • 住所 ● 島根県松江市東奥谷町358-15
  • TEL ● 0852(25)7358
  • URL ● http://chez-blanche.com/
  • 設立 ● 1993年12月
  • 従業員数 ● 10名
  • 事業内容 ● 洋菓子製造・販売
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03

株式会社ワシントン靴店 Parade野々市三日市店

契約電力11kW削減 電力使用量10.7%削減
2013年8月~翌年7月矢印2014年8月~翌年7月

靴選びに最適な店内環境を最優先に考えながら
数々の省エネ活動を実践

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 北信越で30を超える靴専門店チェーンを展開する株式会社 ワシントン靴店。2014年に複数あった店舗名を「Parade」に統一し、それを機に自社ブランド品の開発や販売も開始した。
 石川県野々市市にある野々市三日市店にERIAとSMART CLOCKが導入されたのは2014年6月。石川県と富山県にある7店舗に一括導入されたときだ。ストアチーフの小西裕子さんは、「それまで省エネ意識が乏しかったこともあり、本腰を入れて活動しなければと感じました」と当時を振り返る。だが、昔も今も変わらぬ前提は「何よりお客様が靴選びに集中できる環境が大切。省エネはその次」だという。


株式会社ワシントン靴店 Parade野々市三日市店 株式会社ワシントン靴店 Parade野々市三日市店

 その後実行した取り組みは多岐にわたる。まず日本テクノからのアドバイスを参考に、以前は常時開けていた換気口を閉じ、外気の侵入と店内の冷気が逃げるのを防いだ。デマンド対策では、開店前の準備時間における照明の一斉点灯をやめ「レジ準備のためにカウンター周りからつけ、次に商品陳列に必要な店内蛍光灯、開店直前に商品を照らすスポットライトをつける」ようにした。
 屋上の看板照明は17時にタイマーを設定していたが、日の入り時間に応じて見直した。頻繁には使用しない倉庫の空調は思い切って止め、売場と倉庫の隙間をプラスチックダンボールでふさぎ、空調効率を改善した。
そのほかバックヤードでの小まめな消灯など靴選び環境を損ねない多数の省エネの実践で確実な削減効果をあげている。

ストアチーフの小西裕子さん
ストアチーフの小西裕子さん
  • 住所 ● 石川県野々市市三日市町73街区1
  • TEL ● 076(246)8230
  • URL ● http://www.washington-shoes.co.jp/
  • 創業 ● 1945年10月
  • 従業員数 ● 4名(全社240名)
  • 事業内容 ● 靴・服飾雑貨の販売ほか
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04

大津イトマンスポーツクラブ

契約電力9kW削減 電力使用量10.3%削減
2010年1~12月矢印2015年1~12月

電気使用の省エネマニュアルは季節、曜日、時間帯や
レッスン種目にも応じた内容

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 株式会社 いずみ21は、関西圏を中心に15のフィットネスクラブを運営している。その1つ滋賀県大津市にある大津イトマンスポーツクラブは8 レーンの25mプールや最新のジムマシン、30種目以上のスタジオレッスンなど充実した設備とプログラムで人気の施設。利用者の健康を支援するには快適な空間を維持することも大切な要素と考え、館内環境に配慮した省エネ活動を推進している。

スイミングスクールの様子 スイミングスクールの様子

 そこで所長の伊久男さんが作成したのは電気機器の使用方法を記した省エネマニュアル。館内のどの空調を使用するかといった具体的な使い方を、季節や曜日、時間帯、さらには混雑状況やレッスンプログラムの内容に応じて明確にしている。そこにあるのは「トレーニングを行う3階では、身体が温まっているお客様が多いため、夏は冷房をつけますが、基本的に冬は暖房をつけず、スタッフの判断に任せます」といったもの。
 また閉店後は、プール水面に水温変化抑制のシートを張る。そして翌朝のシート回収のタイミングは季節によって変える。プールサイドが冷え切る冬場は空調を稼働してからシートを回収し、その他の季節は逆に回収後に空調をつける。水温と室温を巧みに調整する省エネ手法だ。
プールの照明も採光が確保できる日中は1つおきに点灯する。その際、「照明に番号をつけ、毎日、奇数偶数と交互につけることで寿命を合わせる」ようにしている。館内環境に配慮した省エネ活動は、細部にわたる工夫によって実現されていた。

所長の長伊久男さん
所長の長伊久男さん
  • 住所 ● 滋賀県大津市打出浜33-11
  • TEL ● 077(525)7755
  • URL ● http://izumi21.net/otsu-isc/
  • 設立 ● 2007年1月
  • 従業員数 ● 41名
  • 事業内容 ● スポーツクラブ
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ホテル チューリッヒ

契約電力7kW削減 電力使用量7.1%削減
2014年5月~翌年3月矢印2015年5月~翌年3月

お客様に迷惑をかけない スタッフに負担をかけない・・・
前提ある活動でも大きな効果

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 栃木県宇都宮駅から車で10分ほどのところにあるホテル チューリッヒ。「非日常の癒しの空間」をコンセプトに大規模な改修工事を行い、2011年6月にリニューアルオープンした。こだわりの内装は、リゾート地に訪れたような空間が体感できると好評だ。
 そうした評判を裏切らぬようERIA導入後の省エネ活動には前提を設けた。「お客様に迷惑をかけない・スタッフに負担をかけない・演出照明には手をつけない」。制約ある活動で効果が出るのか不安だったが、できることから取り組んだ。
 

ホテル チューリッヒの外観 width=
ホテル チューリッヒの外観

 「しかし、警報が鳴るのは年に数日で設定は緩やかにしています」と渡邉さんは言う。そのぶん17時以降のピークに合わせ、自身で編み出した手法を実践する。7分間の空調オフである。
 空調を消す。そのエリアに足を運ぶ。何分であれば体感温度に変化がないか確認する──その作業を繰り返してわかったのが7分だった。まず17時23~30分と17時53分~18時00分に停止。これを18時台と19時台にも実施する。デマンドを決める「30分」に着目したこの手法の効果はすぐに表れ、320キロワットほどの瞬時デマンドが280キロワット程度にまで下がった。ルール化による全社的な意識の向上と独自手法の組み合わせが成果を導いた。

代表取締役社長の森直美さん
代表取締役社長の森直美さん
  • 住所 ● 栃木県宇都宮市川田町889-1
  • TEL ● 028(635)6157
  • URL ● http://www.hotenavi.com/zurich/
  • 開業 ● 1990年12月
  • 従業員数 ● 20名
  • 事業内容 ● レジャーホテル
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