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ERIA&SMARTCLOCK 導入事例・日本テクノの主力商品「SMARTMETER (スマートメーター)ERIA」(以下ERIA)「SMART CLOCK(スマートクロック)」を導入している企業の省エネ活動にスポットを当てる導入事例集
矢印 松本荻原製菓 有限会社 あづみ野菓子工房 彩香【店舗(販売)】  矢印 株式会社 佐藤製材所【工場】  矢印 ドルフィン 株式会社 ドルフィンスイミングスクール【施設(サービス)】  矢印 社会福祉法人晃友会 特別養護老人ホーム きびたき荘【医療・福祉】  矢印 合名会社 平林商店 酒のABC【店舗(販売)】  矢印 ホテルおくゆもと【施設(サービス)】

松本荻原製菓 有限会社 あづみ野菓子工房 彩香

契約電力18kW削減 電力使用量14.7%削減
2013年4月〜12月矢印2014年4月〜12月

省エネが品質向上にも貢献
ピークが上昇するのは作業に無理がある証拠

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 長野県安曇野市にある松本荻原製菓 有限会社が運営する「あづみ野菓子工房 彩香」は地元の食材にこだわった菓子類の製造・販売で人気の店。バームクーヘンやジェラートが好評で、週末には県外からも多くの利用客が訪れるほどだ。
 以前は「とにかく電気を使わないのが省エネ」と考えていた代表取締役の荻原隆之さん。スタッフには小まめなスイッチオフを奨励していたが、電気料金の大きな削減には結びつかなかった。
 そんなとき日本テクノから電気料金の仕組みについて説明を受けた。荻原さんは、驚くと同時に「電気の使い方を考え、作業の流れを変えれば、スタッフに無理なく省エネができる」と考えた。

人気の菓子が並ぶ店内。
人気の菓子が並ぶ店内。

 ERIA導入後はまず3台のオーブンの同時使用をやめた。以前は作業開始時に一斉に予熱運転をしていたが、時間をずらすようにした。電力負荷の最も高い1台はなるべく使わず、残りの2台を優先的に使用する。これにより集中していたオーブン作業も平準化されるようになったという。これまで焼き上がり順に行っていた包装作業もまとめて行うよう変更した。これで包装機械の稼働も減らせた。
 こうした工程の見直しで、同時進行の作業がなくなり、スタッフの「無理・無駄」が消えていった。それがミスの低減につながり、商品の品質向上も導いた。荻原さんは「電気使用にピークがあるのは、作業にも無理があるということ。デマンド抑制の取り組みは、あらゆる面で良好に作用しています」と話す。

代表取締役の荻原隆之さん。
代表取締役の荻原隆之さん。
  • 住所 ● 長野県安曇野市穂高柏原4524-4
  • TEL ● 0263(82)8812
  • URL ● http://www.saica.co.jp/
  • 設立 ● 1985年4月
  • 従業員数 ● 22名
  • 事業内容 ● 菓子製造・販売
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06

株式会社 佐藤製材所

契約電力13kW削減 電力使用量3.6%削減
2014年1月〜12月矢印2015年1月〜12月

不安もあったデマンド対策
仕組みが理解できたので「意外と簡単にできました」

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 熊本県芦北町にある株式会社佐藤製材所は杉や檜など地元の山で育った原木を製材・加工し、材木店や建設業者へ提供する木材加工メーカー。
 代表取締役の佐藤三郎さんは「木は成長過程で二酸化炭素の吸収量と酸素の排出量が異なり、一番元気なのは20~30年生の成長途中の森林です。だから多くの人に木材製品を使ってもらい、50~60年以上の木を伐採して植林を繰り返すのが環境保全になる」と話す。
 環境意識が高い同社のERIA導入は2012年3月。当初スタッフからは、加工工程で機械を止めるような省エネができるのかと不安の声が上がった。そこで佐藤さんはスタッフにデマンドの仕組みを伝え、工夫次第で成果は出ると訴えた。

佐藤製材所の外観。
佐藤製材所の外観。

 デマンドピーク対策の具体的な方法は、大きく分けて6工程ある製材加工のうち、2つを調整すること。6つの工程は、①原木から皮を剝ぐ製材②製材した木材の再割り③乾燥窯による木の乾燥④製品寸法にする小割り⑤カンナをかける仕上げ⑥小割り材の結束──となる。このうち①、②は連携した作業のため機械は途中で止められない。③の乾燥窯は24時間稼働。そこで④と⑤をピークの際に止める。警報が鳴るとこの2工程の機械を停止し、⑥の結束など電力負荷の低いものを先に進める。これで作業を継続しながらのデマンド値抑制が可能になった。
 当初は不安だったがスタッフ全員が仕組みを理解してから始めたので「意外と簡単にできた。やってよかった」と佐藤さんは笑顔を見せる。

代表取締役の佐藤三郎さん。
代表取締役の佐藤三郎さん。
  • 住所 ● 熊本県葦北郡芦北町大字芦北2190
  • TEL ● 0966(82)2310
  • 設立 ● 1951年
  • 従業員数 ● 15名
  • 事業内容 ● 木材加工
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05

ドルフィン 株式会社 ドルフィンスイミングスクール

契約電力10kW削減 電力使用量15.7%削減
2014年9月〜11月矢印2015年9月〜11月

夜間の待機電力対策はゲーム感覚の省エネ法
削減効果は5キロワット以上

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 岐阜県岐阜市にあるドルフィンスイミングスクールは水泳教室をはじめ多彩なプログラムが揃うフィットネスクラブ。プール、スタジオ、リラクゼーションスペース、温浴設備などもあり、子どもから大人まで楽しめる。
 2015年4月にERIAを導入してからは、利用者の動線に合わせて空調を稼働したり、オープン前にプールの水温を徐々に上昇させピークを抑制するなどの省エネ活動に取り組んだ。
 中でも注目したいのが、それだけで5キロワット以上も削減できたという待機電力の対策だ。省エネ活動を指揮する人材育成部長の島戸宏樹さんは、それを「楽しみながらやった」という。

スイミングスクールの様子。
スイミングスクールの様子。

 夜間の待機電力が40キロワットもあることに疑問を抱いた島戸さんは、営業時間終了後、別のスタッフと一緒にERIAモニタを確認しながら検証を行った。スタッフが施設内を回って必要のない電源を落としていく。島戸さんはモニタの前で待機し、数値を確認する。「今1キロワット下がった!と削減状況をインカムで知らせながらやりました。まるで楽しみながらやるゲーム感覚でした」。コンセントから外すたび、電気使用量は下がり、消しておくべき電源が判明していく。さらにプールや温浴設備に使用するポンプが、一定の温度や水量を下回ると基準値に戻すため自動的に稼働する仕組みだと気づき、未使用時は不要と判断して夜間の運転を停止した。
 利用者にとって居心地のよい空間を維持しつつ、しかも楽しみながらの省エネを続けている。

人材育成部長の島戸宏樹さん。
人材育成部長の島戸宏樹さん。
  • 住所 ● 岐阜県岐阜市大蔵台10-28
  • TEL ● 058(241)2323
  • URL ● http://www.dolphin-group.co.jp/dss/
  • 設立 ● 1982年1月
  • 従業員数 ● 30名
  • 事業内容 ● フィットネスクラブ
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04

社会福祉法人晃友会 特別養護老人ホーム きびたき荘

契約電力86kW削減 電力使用量17.7%削減
2012年11月〜翌年4月矢印2013年11月〜翌年4月

床暖房の運用見直しで
快適性を損なわずに大幅な削減効果

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 栃木県日光市の「特別養護老人ホーム きびたき荘」は市の委託により1996年に開設した県内唯一の行政主導型福祉施設。その後、本館隣に新館が増床され、現在は本館約50名、新館約30名の入居者が生活する。
 「電気の"見える化"で、ここまで大きな違いが出るとは思いませんでした」と話すのは事務長の吉田康一さん。以前から他社の空調自動制御システムを導入するなど対策を行ってきた。だがデマンドの仕組みを知っていても、具体的な方法がわからず大きな効果は得られなかったという。
 ここは寒さの厳しい地域。省エネには冬場の対策が鍵を握る。ターゲットは本館で使用している床暖房だ。以前は9つある電源を、深夜料金で電気代が安くなる22時に一斉につけていた。それがピークの原因だった。

社会福祉法人晃友会 特別養護老人ホーム きびたき荘

 そこで、床暖房メーカーと日本テクノの営業担当も交えて話し合い、時間差の稼働に変えた。居室や廊下の一部など優先箇所を定め、残りは1時間ずらして立ち上げる。また影響のない場所は2~4時間ほど停止し、使用量も抑えた。さらにこれまで高めだった温度設定は適正値に戻した。そうした対策の削減効果は予想以上だった。また同じタイミングで寝具を肌触りのよい毛布に交換したこともあり、入居者からは以前より快適になったと喜ばれている。
 日本テクノのアフターフォローについて、吉田さんは「床暖房メーカーとの話し合いに積極的に同席してくれるなど、継続的なサポートに満足しています」と話す。

事務長の吉田康一さん。
事務長の吉田康一さん。
  • 住所 ● 栃木県日光市細尾町82-1
  • TEL ● 0288(53)6433
  • URL ● http://kibitakisou.com/
  • 開設 ● 1996年6月
  • 従業員数 ● 75名
  • 事業内容 ● 特別養護老人ホーム
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03

合名会社 平林商店 酒のABC

契約電力35kW削減 電力使用量27.2%削減
2011年7月〜翌年6月矢印 2013年7月〜翌年6月

できることは即実行
省エネのアドバイスが積極的な対策につながる

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 和歌山県橋本市にある合名会社 平林商店「酒のABC」は酒類を中心に生鮮食品や冷凍食品を扱う業務用スーパー。創業当初の酒に特化した業態を拡大し、現在では地域の人々に幅広く利用される店舗になっている。
 ERIAを導入したのは2012年5月。それまでも電気の保安管理の売り込みは多数あった。その中で日本テクノを採用した決め手は、省エネコンサルティングサービスの提供だ。代表の平林豊治さんは言う。「電気料金の仕組みや省エネの知識は教えてもらわなければわからないことばかり。アドバイスを聞いて初めて、自分たちにできる対策はたくさんあると気づきました」。

合名会社 平林商店 酒のABC

 導入後、まずは空調の室外機にすだれや遮光ネットを設置し、暑い時間帯の散水も実施した。散水が簡単にできるように室内から屋外へホースを伸ばした手づくり装置をつくった。照明は必要な明るさを見極めて間引き。その後、すべての蛍光灯をLEDに交換した。さらに店内の商品レイアウトも変更。アイテム数は変えずに個々の商品数を最小限にして、冷凍庫と冷蔵庫を各1台減らすことができた。
 できることは何でもやってみようという気持ちだった、とこれまでを振り返る平林さん。「省エネは難しいという人もいるけれど、そう考える前に、まず実行してみることが大切だと思います」。
 省エネのアドバイスから気づきを得て、積極的な行動につなげた結果はデマンド値35キロワット、使用量27.2%という大きな削減量として表れた。

代表の平林豊治さん。
代表の平林豊治さん。
  • 住所 ● 和歌山県橋本市市脇663-65
  • TEL ● 0736(32)0113
  • 創業 ● 1920年9月
  • 従業員数 ● 14名
  • 事業内容 ● 業務用スーパー
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02

ホテルおくゆもと

契約電力29kW削減 電力使用量4.4%削減
2013年9月〜翌年8月矢印2014年9月〜翌年8月

警報対応のルール化に加え
試行錯誤でたどり着いた7分間の空調停止

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 箱根湯本の高台にある静かな温泉旅館「ホテルおくゆもと」。箱根の大自然を満喫できる全49室。地元の海や山でとれる新鮮な素材を使用した四季折々の料理と自家源泉掛け流しの温泉を楽しむことができる。
 ERIA導入は2013年10月。設備管理課次長の渡邉孝男さんを中心に、全体で省エネ活動を推進することになった。
 電力ピークは夕食時。宴会場と食事処の両方に利用客が詰めかける時間帯だ。設定ピークに近づくと警報が鳴る。対応ルールは次のように決めた。①フロントスタッフが各部門へ協力依頼②同時にフロントと事務所の空調をオフ③配膳準備を行うパントリーが未使用なら照明オフ④大浴場の脱衣所を確認し食事中で利用客がいなければ一時的に空調オフ⑤同様にロビーや廊下も確認する。

ホテルおくゆもと 8階の食事処「山里」
8階の食事処「山里」。

 「しかし、警報が鳴るのは年に数日で設定は緩やかにしています」と渡邉さんは言う。そのぶん17時以降のピークに合わせ、自身で編み出した手法を実践する。7分間の空調オフである。
 空調を消す。そのエリアに足を運ぶ。何分であれば体感温度に変化がないか確認する──その作業を繰り返してわかったのが7分だった。まず17時23~30分と17時53分~18時00分に停止。これを18時台と19時台にも実施する。デマンドを決める「30分」に着目したこの手法の効果はすぐに表れ、320キロワットほどの瞬時デマンドが280キロワット程度にまで下がった。ルール化による全社的な意識の向上と独自手法の組み合わせが成果を導いた。

次長の渡邉孝男さん。
次長の渡邉孝男さん。
  • 住所 ● 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋211
  • TEL ● 0460(85)6271
  • URL ● http://www.okuyumoto.co.jp/
  • 開業 ● 1989年4月
  • 従業員数 ● 45名
  • 事業内容 ● 温泉旅館
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