生物多様性の保全とその持続可能な利用、遺伝資源から得られる利益の公平な配分を目的とした国際条約。希少種の国際取引に関するワシントン条約や貴重な湿地を守るラムサール条約などを補完し、生物の多様性を包括的に保全していく。 1992年5月に採択され、同年6月の地球サミットの期間中に署名を求め(このとき日本も署名)、1993年12月に発効した。2020年10月時点の締約国数は196。