気候変動枠組み条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく)
大気中の温室効果ガス濃度を安定化させる、つまり地球温暖化をできる限り食い止めることを目的とした国連の条約。1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた地球サミットで採択された。このサミットでは生物多様性条約も同時に署名が開始された。2つの条約は「双子の条約」と呼ばれ、国際的な環境問題を論じる上で特に重視されている。
気候変動枠組み条約は、1995年から毎年、締約国会議(COP)が開催され、今回が20回目。現在COPでは、2020年以降に各国が取り組む新しい法的枠組みの策定を進めている。