正式名称は湿球黒球温度(Wet Bulb GlobeTemperature: 略称WBGT)。熱中症予防のためアメリカで開発された指標。単位は摂氏温度(℃)だが、気温とは異なる。「湿度」「日差しの強さ(周辺の熱環境)」「気温」の3つの要素を加味して算出される。 日本生気象学会の指針ではWBGTの値が25℃以上で警戒が必要になり28℃以上はすべての生活活動で熱中症が起こる危険性があるとしている。