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鳥取県鳥取市

人口193,241人※2013年5月31日現在
面積765.66km²
市HPhttp://www.city.tottori.lg.jp/

鳥取市ニューストピックス

2014/8/18
本編を公開いたしました。
2014/6
取材を行いました。

産業・雇用もつなぐ「スマート・グリッド・タウン」

鳥取県の県庁所在地、鳥取市。人口約19万4,000人を擁する特例市である。日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」や、因幡の白兎で有名な「白兎神社」など見どころも多い。
公害などの大きな被害もなく、恵まれた環境で成長してきた鳥取市であったが、近年では多くの都市と同様、人口減少や少子高齢化、地域経済の低迷などの課題に直面していた。
それを踏まえ鳥取市は、2011年に地域の再生可能エネルギーとエネルギー消費者を最適に結びつける「スマートグリッド」を活用した都市づくりを通じて、低炭素社会の構築を図る「鳥取市スマート・グリッド・タウン構想」を発表。再生可能エネルギー利用などでの二酸化炭素の排出削減はもちろん、鳥取市第9次総合計画において掲げた「鳥取らしさ」を活かした将来像「快適・環境都市 鳥取」の実現や鳥取市の産業振興、そして鳥取市雇用創造戦略方針で定めた5,000人以上の雇用の場の創造をも目指す。

スマート・グリッド・タウン構想

スマートグリッドとは、情報通信技術を活用し、効率的に電力の需給バランスをとることで、安定供給を可能とする電力送配電網のこと。このスマートグリッドの先進モデル形成が、「鳥取市スマート・グリッド・タウン構想」の軸となる。
また、スマートグリッド形成においては、再生可能エネルギーの積極的な活用が重要なカギとなってくる。地域の再生可能エネルギー賦存量をみると、風力が中国地方の市町村の中で3位、太陽光エネルギーが9位と高い位置にある。その他、冬季の平均波高が高く、市内には地熱源となる温泉も多く立地しているなど、期待値は高い。


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オール電化のスマートハウス
(デイサービス施設)
太陽光、LED、HEMSを導入
構想の実現に向け、鳥取市は「若葉台地区」「河原地区」「鳥取市中心市街地」「賀露・浜坂地区」の4つの重点推進地域を設けた。その中でも「若葉台地区」は先行重点地域として、2011年10月に経済産業省補助金「次世代エネルギー技術実証事業」に採択され、いち早く事業化された。
当実証地区内には、2つのスマートハウスと「とっとり型植物工場」の計3つの建屋があり、これらの建屋ではCEMSにより、一体的なエネルギー管理が行われている。
そしてこのコミュニティ内で特徴的な取り組みとなっているのが「お隣同士エネルギー融通システム」の構築。3つの建屋にそれぞれ太陽光パネルを設置し、各建屋で発電した太陽光発電エネルギーをコミュニティ内の共用蓄電池に蓄え、コミュニティ内で有効に消費するというもの。災害時などにも有用な、地産地消型エネルギーシステムである。


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植物工場に導入された
地中熱空調システム
(ジオプロロード)
「オール電化タイプ」と「ガス併用タイプ」の2つのスマートハウスでは、創エネ、HEMS等を導入し、エネルギーの最適化、見える化を実行。植物工場では、UHPSと呼ばれる超高効率太陽光発電の導入による太陽光発電量の向上や、地中熱空調システムの設置によるCO2の削減を図っている。また、工場内では、LED照明でのイチゴ栽培を行い、安定生産とブランド化へも力を注いでいる。

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