人口 | 319,976人※2014年1月1日現在 |
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面積 | 905.7km² |
市HP | http://www.city.akita.akita.jp/ |
秋田市ニューストピックス
- 2014/2/17
- 本編を公開いたしました。
- 2013/12
- 取材を行いました。
地産エネルギーの活用
2013年秋にメガソーラーが
運転開始
木質バイオマスなどの地域資源を有効活用した取り組みも進められている。「地産」エネルギー導入促進事業では、木質ペレット燃料の経済性やあらゆる可能性を調査し、スマートシティ化の後押しを図っている。2013年2月には、市内に誘致したペレット工場での運転が始まり、市有施設である図書館や老人福祉センターではペレットボイラーが導入予定。また、新エネルギーの導入として、最終処分場跡地を利用して建設された発電容量1,500kWのメガソーラーが2013年10月に運転を開始。今後は小水力発電の運転も視野に入れ、地産エネルギーの活用を行っていく。
秋田らしさの追求
観光資源も活かして
スマートシティ化を図る
観光や産業振興を行い、地域の活性化につなげていくこともスマートシティ・プロジェクトの大事な取り組みの一つだ。例えば「秋田ふぐ」は、「北限のふぐ」ブランドを活かした6次産業化に貢献。フードマイレージの削減にも寄与し、食の地産地消として話題を呼んでいる。そして、「秋田らしい」スマートシティの実現に向けた「90歳ヒアリング」も実施。環境負荷が現在の半分だった戦前に小学生だった、市内に住む85歳以上の高齢者20名から当時の暮らしを聞き、過去の生活にあり、現在失われつつあるものに着目することで、環境に優しい新たなライフスタイルのヒントを探っていく。
あきたスマートシティ・プロジェクトは、プロジェクトに伴った新規施設の建設や設備導入をするのではなく、現存の施設などを有効活用し取り組む、節約型の事業だ。他市が行うスマートシティとは一線を画した、効率的な取り組み。これこそが秋田流の“スマート”シティであり、特長といえるだろう。
取材協力:秋田市
記事公開日:2014年2月17日
一部写真提供:秋田市
雪もちらつく中訪れた秋田市が、2013年最後の取材先となりました。1月に当WEBサイトを開設して以来、これまで26都市をご紹介してきました。どの都市もそれぞれの地域の特性を活かした、環境への取り組みを積極的に行っていて、新しい発見の連続でした。2014年も引き続き、各地を”探訪”し、当WEBサイトの目標である47都道府県完全制覇を目指していきます。どうぞ2014年もよろしくお願いいたします。