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宮崎県宮崎市

人口405,459人※2014年6月1日現在
面積644.61km²
市HPhttp://www.city.miyazaki
.miyazaki.jp

宮崎市ニューストピックス

2013/8/4
本編を公開いたしました。
2014/5
取材を行いました。

体験型の環境学習


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こども5R学習の様子
将来の環境意識の高い人材を育てるべく、子ども向けの取り組みとして「こども5R学習事業」も展開している。全国的に3R(Reduce、Reuse、Recycle)の取り組みが多い中、宮崎市はRefuse(ごみになるようなものを受け取らない)、Repair(ものを修繕して長く使う)の二つを加えた「5R」を推進。2010年度より、市内の小学4年生を対象に、疑似体験「買い物ゲーム」を実施し、子どもたちにごみの発生とその処理費用、そしてごみの減量化の必要性について考えさせることで、環境問題への意識向上を図っている。例えば、ものを選ぶときには包装のないものを選んだり、トレイ一つにもお金がかかっていることなど、何気ない買い物でも環境につながっていることを、ゲームを通して体験する。子どもたちが学んだことを家庭へ、そして地域へと波及させ、市全体での5R促進へとつなげていきたい考えだ。2014年度は市内48校の全児童がこの5R学習に取り組むことを目標としている。

宮崎市では、こども5R学習事業をはじめ、市内での環境保全をはじめとする学習会、研修会、観察会などで講演、指導などの支援を行う、市が認定する「環境学習パートナー」制度も取り入れている。主に環境に係る分野での有識者や経験者などが指導者となり、学校をはじめとする各地へ出向く。現在、指導者は20名ほどで、今後の増員に期待がかかっている。

市民参加型の取り組みを積極的に展開している宮崎市。行政だけでなく、市民が率先して取り組みに参加することにより、地域に則した活動が出来るようになり、市全体へと環境の輪が波及していく。 今後は、市内に豊富なバイオマスの活用も視野に入れ、水と太陽と緑が活きた「エコタウン」の実現を目指していく。

取材協力:宮崎市
写真提供:宮崎市
記事公開日:2014年8月4日

編集後記 街角にて

宮崎駅から電車で30分ほど、宮崎市随一の観光リゾート地「青島」へ行ってきました。駅を降りると、爽やかな青い屋根の駅舎と椰子の木がお出迎え。駅から10分ほど歩くと、海岸が見えてきます。その対岸にあるのが、「青島」という島。島内には縁結びの神社として知られる「青島神社」や亜熱帯性植物が繁茂し、心地よい散策コースとなっています。”南国”宮崎を感じる旅の一コマでした。

(左)南国ムード満点のJR青島駅(右)弥生橋を渡り、青島へ

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