エコニュースWebマガジン > 電気と環境問題を学ぶ > 環境問題を読み解くことば
エルニーニョ現象(えるにーにょげんしょう)
太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象。
2014.6.11
エルニーニョ現象 5年ぶり発生の可能性高まる
気象庁は、世界的に異常気象を引き起こすとされる「エルニーニョ現象」が今夏、5年ぶりに発生する可能性が高いと発表した。夏(6~8月)の間に5年ぶりに本格的に発生し、秋(9~11月)にかけて続く可能性が高いという。 エルニーニョ現象発生により偏西風が平年より南寄りを吹き、太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなる見通し。夏の平均気温は北日本(北海道と東北)で平年並みか低く、東日本でほぼ平年並み、西日本と沖縄・奄美は平年並みか高いと予想。降水量は、北日本太平洋側と西日本日本海側で多く、日照時間は、北日本西日本大平洋側及び沖縄・奄美では少ない傾向があると予想されている。