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ppm(ぱーつ・ぱー・みりおん)
百分率の「%」に相当する百万分率の単位。英語で100万分の1を意味する「parts per million」の頭文字をとった。大気中の気体の濃度や重量比の単位などに用いられる。
1ppmは0.0001%に相当。大気の入った1m角の箱に、1cm角(サイコロ程度の大きさ)の小さな箱の中の気体を広げた状態が1ppm(体積濃度が100万分の1)になる。
2014.5.27
二酸化炭素(CO2)濃度 初の400ppm超え
気象庁は、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は増加を続けており、2013年の年平均値、2014年4月の月平均値ともに、過去最高を更新したと発表した。また、2014年冬季に日本南方海上で、2014年4月には日本の南東上空6km付近で、それぞれ初めて400ppm(ppmは100万分の1)を超えた。 二酸化炭素濃度の上昇は温暖化につながるため、気象庁は「排出削減の一層の取り組みが必要」としている。