エコニュースWebマガジン > 電気と環境問題を学ぶ > 環境問題を読み解くことば
新電力(しんでんりょく)
既存の大手電力会社である一般電気事業者とは別の、特定規模電気事業者。 契約電力が50kW以上の需要家に対して、一般電気事業者が有する電線路を通じて電力供給を行う事業者。
2014.5.9
新電力 電力事業への参入 200社に
経済産業省に「新電力」として電力事業への参入を届け出た企業がこの1年間で2.6倍に急増し、200社を突破した。全国で約7.5兆円、首都圏だけでも約2.6兆円に上るとされる。巨大な家庭向け電力の自由化市場を狙う企業戦略が早くも活発化しており、首都圏をはじめ、関西や中京圏など大都市を中心に全国に広がっている。今後、販売する電力を確保するため、他社と手を結んで発電所を建設したり、大手電力が異業種の発電所から電力を購入するなど、市場争奪戦に備えた態勢づくりが本格化することが予想される。