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電気事業法(でんきじぎょうほう)
電気事業および電気工作物の保安の確保について定められている日本の法律。
2014.5.21
電事法改正案 衆院通過 16年に電力小売り自由化
5月20日、電力小売りの2016年に全面自由化する電気事業法改正案が、衆議院本会議で可決した。一般電気事業者の地域独占を撤廃して発電・小売りの競争を促し、柔軟な料金を設定できるようにすることが柱。週内にも参議院で審議に入る見通しで、政府・与党は今国会での成立を目指す。
政府は、電力システム改革を3段階で進める方針で、今回の電事法改正は第2段階にあたる。経産省は来年の通常国会に、18~20年をメドに電力会社の送配電部門を法的分離し、料金規制を撤廃する第3段階の改正案の提出を目指している。