人口 | 151,168人※2012年12月末現在 |
---|---|
面積 | 656.32km² |
市HP | http://www.city.shunan.lg.jp/ |
美しい自然景観を守る
太華山から臨む徳山湾とコンビナート群
周南市は、海と山に挟まれた地形とその広大な面積を有することから、多様な景観資源がある。中国山地や、集落、里山、市街地、コンビナート群そして瀬戸内海と、北から南へ様々な景観が共存している。そのため、市全域を景観計画区域に指定し、美しい自然景観への配慮を行っている。市では「ふるさと周南景観特選」というマップを発行。市内75カ所を紹介している。まずは市民に、周南市にはこれだけの美しい景観資源があるということを認識してもらうことが一番重要であると考え、マップを配布している。
市南部にある親水公園から臨むコンビナートの夜景は2011年に日本夜景遺産に登録され、対外的な評価を得た。また、都心部地域を代表する山である「太華山」は、瀬戸内海国立公園に指定されており、市内を一望できるビュースポットとして人気を博している。市中心部にある「ぴーえっち通り」では電線類を地中化、植樹、彫刻、ベンチなどを配置し、景観に配慮した街並みを実現させた。
明治時代のツルの保護活動から始まり、現在の次世代エネルギーパークの計画まで、長きに渡り環境問題と向き合ってきた周南市。2020年度に予定されている次世代エネルギーパーク完成後は、市外から訪れる人にも影響を与える事となるだろう。今後も唯一無二の資産を守りながら、新たな取り組みの発信に期待したい。
取材協力:周南市 鶴いこいの里交流センター
記事公開日:2013年2月15日
取材で街を散策していると、「代々木公園」という看板を発見。「あれっ?」と思いさらに歩くと、「原宿」「有楽町」「新宿」と見覚えのある地名が続々と。市役所の方にお話を伺うと、第二次世界大戦後、街の再区画整理が行われる際に、街の復興と発展を願い、また昭和38年開催に向け準備が進められていた山口国体を見越して、東京の地名にあやかり名付けたそうです。周南市に訪れる際は、東京の地名探しに是非チャレンジしてみて下さい!
ついつい探してしまう町中の看板や標識