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2015.5.20環 境

日本近海、746カ所で天然ガス資源含有の可能性を新たに確認

 2014年12月、経済産業省は日本周辺海域に相当量存在するとみられるメタンハイドレートの資源量調査結果を公表した。この調査は2013年度から実施されていて、今回公表されたのは2014年度の結果。
 これによると、ガスチムニー構造と呼ばれるメタンハイドレートの存在する可能性がある場所は746カ所あった。前年度の調査でも225カ所見つかっており、合計で971カ所のガスチムニー構造が確認されたことになる。調査した海域は、隠岐周辺、上越沖、秋田・山形沖および日高沖。調査船から音波を発信して海底の地質構造を把握するなどの調査のほか、選定した3カ所から掘削により地質サンプルも取得している。
 メタンハイドレートとは、温度が低く圧力の高い状態で水とメタンが結晶化した物質。将来の天然ガス資源として期待されている。経産省では2015年度も継続して調査を実施していく。

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