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環境問題を読み解くことば・社会の変化と共に、新しく生まれる環境用語の数々をご紹介。
new 生物多様性条約(せいぶつたようせいじょうやく)

 生物多様性の保全とその持続可能な利用、遺伝資源から得られる利益の公平な配分を目的とした国際条約。希少種の国際取引に関するワシントン条約や貴重な湿地を守るラムサール条約などを補完し、生物の多様性を包括的に保全していく。
 1992年5月に採択され、同年6月の地球サミットの期間中に署名を求め(このとき日本も署名)、1993年12月に発効した。2020年10月時点の締約国数は196。

new デマンドレスポンス(でまんどれすぽんす)

 語義としては、電気を使う側の需要(デマンド)を電力会社などの要請に応じて反応(レスポンス)させること。電力会社などが需給の逼迫時に、需要家に省エネ行動などで電力の使用を抑えてもらい、その抑制分に対価を支払うネガワット取引もその1つ。ネガワットとは使用の抑制で生み出された余剰の電力を、新たに発電した電力とみなして扱うこと。容量市場では、この電力を組み合わせたものも対象の電源に含んでいる。

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 や行 わ行
あ行
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