東京都 大規模事業所 12年度の温暖化ガス22%削減
東京都は3月13日、大規模事業所における2012年度の温室効果ガス排出量が基準年と比較して、22%削減したと発表した。 義務である6~8%の削減率を大きく上回った。12年度のCO2排出量は、東日本大震災直後の11年度に比べ増加が見込まれていたが、11年度と同じ22%の削減を維持している。過度な節電対策から、賢い節電に中身が変わり「LED導入などの追加対策の実施により、削減が継続したと考えられる」(東京都環境局)。対象事業所の節電対策は従業員にも十分浸透しているほか、毎年度新たな対策を計画しており、都は今後も削減が進むと見込んでいる。