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こころのフィルターを知る

そのイメージはどうやって形成されたのか

 私たちは物事を「こころのフィルター」を通して理解し、考え、感じています。人に対しても同じで、外見的な特徴(服装、体型、顔つきなど)、属性(性別、年齢、出身地、国籍、学歴、職種、宗教など)といったさまざまな情報がフィルターを通った結果、相手の「人となり」というイメージを形成しています。
 そのフィルターの1つ「ステレオタイプ」は、社会や文化の中で人々に広く認識されている典型的で固定されたイメージのことです。集団生活を送る人なら誰もが持っているもの。ステレオタイプがあるおかげで、わからないことや初体験の出来事にも、過剰なナーバスさを感じずに、対応や準備を進められます。生きていくうえで大切な自然のこころの働きです。
 しかしすべてのステレオタイプがもろ手を挙げて歓迎できるとは限りません。例えば、日本人に身近なステレオタイプの一種「血液型による性格判断」。ABOなどの分類で「人となり」を類推しますが、これは科学的根拠が希薄との説が有力で、「当たっている」と感じるのは一種の心理的効果だといわれます。コミュニケーションを潤滑にするツールとして用いるのであればよいのですが、血液型をもとに不快な思いをさせる「ブラッドタイプ・ハラスメント(通称ブラハラ)」に至ってしまう場面もあるので注意が必要です。
 とても大切でありながら、ときにハラスメントを招く「こころのフィルター」。ネガティブな影響を生まないために有効なのはフィルターの存在を意識することです。すると、フィルターを通さない違う見え方もあるだろうという気づきから、許容の幅が広がり、相手の気持ちを敬う余裕が生まれます。
 私たちは誰でも、それぞれの「こころのフィルター」を持っています。これまで生きた中で徐々に形成されたもので、今もまだ作成途中。簡単に交換できるものではなく、これまでの人生の道のりで自分自身が育てた大事にすべきものです。その存在に、少しの時間でもよいので、目を向けてみてください。

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