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効果的な目標の立て方- 自分で決め、やればできる範囲に小分け

 今回は心理学の視点から考えた効果的な目標の立て方についてお話ししましょう。途中で投げ出さず目標を達成するには、大きな目標を決めたあと「適切な小・中目標を立てる」ようにします。「今年は○○試験に合格する」という大目標ならまず「1日最低1個以上の用語を調べ、自分なりにまとめる」という小目標を立てて、さらにステップアップするため「1週間で10個の用語を理解する」という中目標を決めるといった方法です。
段階的に小分けした目標で成功体験を重ねればモチベーションが継続でき、大目標も達成しやすくなります。
ただし小・中目標をつくるときは、①自分自身で目標をつくる②頑張れば達成できる目標にする──の2点に注意します。モチベーションを維持しやすくするためです。
心理学には「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」という考え方があります。外発的動機づけは、その活動によってもたらされる結果を期待、考慮して行動するもの。「指示されたから」「報酬がもらえるから」などがこれに当たります。もう一方の内発的動機づけは、賞罰にかかわらず、その活動自体を目的に行動するもの。「成長が実感できるから」「達成感が得られるから」「楽しいから」などです。このうちモチベーションをより高く維持できるのが内発的動機づけです。
高いモチベーション維持に役立つ内発的動機づけで重要とされる要素は、「自己決定感(自分で決めたという実感、任せられているという実感)」と「自己効力感(私はやればできる、できているという感覚)」です。そして、「自己決定感」は前述の「①自分自身で目標をつくる」こと、「自己効力感」は「②頑張れば達成できる目標にする」ことから導けるのです。
大目標を達成するため適切な小・中目標を立てモチベーションを維持していきましょう。

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