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冬の定番おやつ♪みかんの楽しみ方|おばあちゃんの知恵袋
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@案山子さん
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まずは雪国ならではの楽しみ方。北海道や長野といった雪深い地域の皆さんから教えていただきました。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ以外にも軒先でできる楽しみ方があるのは雪国の特権ですね。このほかにも「雪の中にみかんを放り投げておけば、翌日には冷凍みかんに。冷凍庫いらず、自然の冷凍ミカンです」(マリさん)というお便りもいただきました。寒い季節に暖かい部屋のなかで冷たいものを食べると、なんともぜいたくな気分になりますね。
ところで、みかんは冷やすことで甘みが増すそう。みかんの甘味成分である「果糖」には温度変化で科学的構造が変化する性質があり、低温になると最も甘い構造(六員環構造)になることに由来します。0度に近くなると、甘さが1.5倍になるともいわれています。
楽しく遊んでエコに冷凍し、おいしさも増す素敵な知恵のお便り、ありがとうございました。
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@みきっちさん
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続いてはみかんの名産地・愛媛から。抗酸化作用、免疫向上の働きがあるビタミンCが豊富なみかんは風邪予防にぴったりですが、焼くことでそのほかの栄養も摂ることができます。みかんの皮には発がん抑制物質のほか、血流をよくしたり(ヘスペリジン)リラックス効果があったり(リモネンやテルピン)と豊富な栄養成分が含まれていますが、果肉の部分には含まれていないため、そのまま食べると摂取することはできません。皮ごと焼くことで、それらの栄養成分が果肉に浸み込み、一緒に摂取できるといわれています。フライパンのほか、トースターや魚焼きグリルでもつくることができますよ。レモンの名産地、広島からも「冬はカバンの中にみかんを忍ばせている地域でしたが、子どものころはストーブでみかんを焼いて食べていました。温かくなったみかん、おいしかったな」と、同様のお便りをいただきました(みどりさん)。
ちなみに先ほど「みかんの果糖は冷やすと甘くなる」とお伝えしましたが、反対に温めることでも甘くなります。その仕組みは、熱によってみかんに含まれる酵素が活発になり、酸味成分のクエン酸が分解されるから。冷やしても温めても甘くなるなんて、みかんは定番なだけではなくオールマイティーなおやつですね!
温と冷の合わせ技で、焼きみかんを凍らせたらもっと甘くなるのでしょうか。ご存じの方がいらっしゃったら、おばあちゃんに教えてくださいね。
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80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
おばあちゃんの家族やお友達を「テクノ家プロフィール」でご紹介しています。
こんにちは、おばあちゃんです。
冬といえば、みかん!こたつとみかんのある風景を見ると、なんだかほっこりしてしまうものです。今回はお便りをいただいたなかから、地域色のある「みかんの楽しみ方」をいくつかご紹介します。