ジェームズ・ワット 投稿日:2018.10.01/更新日:2021.2.24 6,827 views 計測器製作(けいそくきせいさく)の仕事(しごと)についていた頃(ころ)、ワットはトマス・ニューコメンの蒸気機関技術(じょうききかんぎじゅつ)を知(し)り、改良(かいりょう)に取(と)り組(く)んだ。 当時(とうじ)の機関設計(きかんせっけい)は力(ちから)が弱(よわ)く、シリンダーが冷却(れいきゃく)と加熱(かねつ)を繰(く)り返(かえ)すため燃料(ねんりょう)を大量(たいりょう)に消費(しょうひ)し ていた。 この点(てん)に気(き)づいたワットは復水器(ふくすいき)を分離(ぶんり)して熱量(ねつりょう)の無駄(むだ)をなくすことで、優(すぐ)れた蒸気機関(じょうききかん)を開発(かいはつ)した。 また、ピストンの往復運動(おうふくうんどう)を回転運動(かいてんうんどう)に変(か)える仕組(しく)みも考(かんが)え出(だ)した事(こと)により、燃料効率(ねんりょうこうりつ)のさらなる向上(こうじょう)を実現(じつげん)した。 のちに、彼(かれ)の栄誉(えいよ)をたたえ、力(ちから)の単位(たんい)は「ワット」と名付(なづ)けられた。 Post 電気を学ぶ マイケル・ファラデー 風力発電 関連記事一覧 トーマス・エジソン:アメリカの発明家・起業家 2018.10.01 風力発電 2018.10.01 フランク・ジュリアン・スプレイグ 2018.10.01 【書籍紹介】イチから学ぼうデンキのキホン おすすめ アンドレ・マリー・アンペール 2018.10.01 二コラ・テスラ 2018.10.01 水力発電 2018.10.01 エコ知恵募集!『おばあちゃんの知恵袋』 PR 志田林三郎 2018.10.01 屋井先蔵 2018.10.01