ジェームズ・ワット
計測器製作の仕事についていた頃、ワットはトマス・ニューコメンの蒸気機関技術を知り、改良に取り組んだ。
当時の機関設計は力が弱く、シリンダーが冷却と加熱を繰り返すため燃料を大量に消費し
ていた。
この点に気づいたワットは復水器を分離して熱量の無駄をなくすことで、優れた蒸気機関を開発した。
また、ピストンの往復運動を回転運動に変える仕組みも考え出した事により、燃料効率のさらなる向上を実現した。
のちに、彼の栄誉をたたえ、力の単位は「ワット」と名付けられた。
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