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椅子に座って本を読むおばあちゃん

読書に適した明るさってどのくらい?

*本記事は環境市場新聞78号掲載記事です。

椅子に座って本を読むおばあちゃん

もみじの色づきとともに深まる秋。穏やかな気候のこの時季には、部屋の窓を少し開けて外気を取り入れ、お気に入りの椅子に座り本を読むのを日課にしています。おばあちゃんはもっぱら紙派ですが、最近は電子書籍なども充実しているので、どこにいても読みたい本を手軽に楽しめますね。

毎年、10月27日から11月9日は読書週間です。図書館や書店では本に親しむさまざまな催しが開催されます。そうしたイベントのいいところは、それまで読んだことのない種類の本に出会えること。自分の趣味とはちょっと違うものに挑戦してみるのもいいですね。

読書には200~750lxが適切!

さてそこで、読書に適した明るさについて見ておきましょう。光の明るさを示す単位にはいくつかの種類がありますが、一般的に部屋の明るさ(照度)を示す指標にはlx(ルクス)が使われます。JIS規格では家庭の玄関などで必要な明るさは100lx程度、リビングでのだんらんには200lx程度、教室やオフィスは200~750lxが適切としています。読書する場所も勉強や仕事の場所と同じ明るさが適しているといえそうです。

小説など小さな文字を読むときは、青みがかった昼光色のほうが文字ははっきりと見えます。じっくり長時間の読書をするときは、目が疲れないよう明るさを控えて、オレンジ色がかった電球色にするとリラックスできます。照度を計測できるアプリなどもあるので、参考にしながら適度な明るさで、すてきな本の世界に浸ってくださいね。

リビングは200 lx、教室は200~750 lx。読書は教室程度の明るさが適切!

手作りのブックカバーをお供に

また、読書は外出先の空き時間に、という人におすすめなのが、手ぬぐいのブックカバー。薄手の手ぬぐいを、切ったり縫ったりせず本の大きさに合わせて折りたたむだけの簡易ブックカバーです。本も傷つかず、手ぬぐいも繰り返し使えますよ。

「おばあちゃんの知恵袋」サイトでは、色づいたもみじを使ったしおりも紹介しています。手作りの小物をお供に、秋の読書を楽しみましょう。

手ぬぐいブックカバーをつけた本と、もみじを挟んだしおりをのせた本

秋の季節を感じられる知恵をご紹介しています。

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