アレッサンドロ・ボルタ
1780年ルイージ・ガルヴァーニは2種類の金属をカエルの脚に接触させると、筋肉が痙攣することを発見し、考えた。
しかし、ボルタはカエルの脚が電気伝導体であり、同時に検電器として機能していると考察。
1795年にカエルの脚の代わりに銅と亜鉛の板で塩水に湿らせた紙をはさむと、金属の間に電気が発生することを発見した。
さらに研究を重ね1794年には、二つの金属の板の対を多数積み重ねることによって、さらに強い電流を取り出すことに成功。
これが、電堆と呼ばれ、最初の蓄電池の発明となった。
この電堆に改良を加えて、「ボルタ電池(ガルヴァーニ電池)」をつくる。
静電容量(絶縁された導体が蓄えられる、電荷の量)を研究して、電位(V)と電荷(Q)を分けて研究する手段を確率し、それが比例することを発見。
この業績から電圧の単位が「ボルト(V)」と名付けられた。
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