余ったわさびとからし

余ったわさびとからしの活用方法|おばあちゃんの知恵袋

傷み防止に、わさびやからしをお弁当箱のふたに塗っています。お刺身や納豆についてくるもので十分です。食品ににおい移りすることもありません。
ふたにワサビが塗ってあるお弁当

@イマワカメさん

おばあちゃん

お刺身や納豆についている小袋のわさびやからしを使わず捨ててしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。捨てるのはもったいないからと取っておいても、結局使わず冷蔵庫にたまってしまうこともしばしばあります。

わさびやからしに含まれる辛み成分「アリルイソチオシアネート」は高い殺菌効果をもっているため雑菌の増殖を防ぎ、食材が傷むのを防いでくれます。
その殺菌効果を利用して食材の傷み防止に活用したアイデアをご紹介いただきました。ワサビ成分が含まれた抗菌用シートなども市販されていますが、小さなお子さまのお弁当に入れる場合は誤食も心配です。しかし、わさびやからしそのものを塗るのであれば、それ自体が食品なので安心です。
また、暑い時期はご家庭の冷蔵庫に入れている食材も、開け閉めのたびに庫内の温度が上がってしまうため傷みやすく、油断できません。お弁当のほかにも、つくり置きのおかずを入れたタッパーのふたなどに活用するのもいいですよ。

ふたにからしの塗ってあるおかず入りタッパー

お弁当のふたに塗る以外にも、わさびを水に溶いた「わさび水」をスプレーボトルに入れ、ごみ箱や排水溝などのニオイが発生しやすい場所に吹きかけると、ニオイの発生を抑制します。
また、辛味成分「アリルイソチオシアネート」にはカビを防ぐ効果もあります。お風呂場などにも「わさび水」を吹きかけるとカビの発生を抑えてくれますよ。

スプレーボトルでお風呂場にわさび水をふきかけるおばあちゃん

せっかくだから”食べる方法が知りたい”という方には、マヨネーズに混ぜる方法がおすすめ。 わさびやからしの辛み成分は揮発性。油分の多いマヨネーズと混ぜることで揮発が抑えられ辛さが格段に弱まるため、辛さを調整すれば小さなお子さまでも食べやすくなります。また、サンドイッチのマヨネーズをからしマヨネーズやわさびマヨネーズに変えることで、普段とはひと味違うサンドイッチになりますよ。タルタルソースにしてもおいしいのでぜひ試してみてください。

捨ててしまいがちな小袋のわさびやからし、ぜひ活用してみてくださいね。


@おばあちゃん

他にもこんな『エコな知恵』をご提供いただきました

タッパーにゆで卵と容器の1/3くらいまで水を入れ、ふたを閉めて振ると殻がきれいにとれます。

@REDRUMさん

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