静電気を軽減する方法|おばあちゃんの知恵袋
空気が乾燥する冬は何かを触るたびに静電気が起きます。その対策としてコートの内側に安全ピンをつけると静電気が軽減されます!
@ユメミルさん
他にもこんなエコな知恵をご提供いただきました
乾燥する冬に喉を潤す方法として、ハチミツに輪切りにした大根を漬けて一晩冷蔵庫に入れたものを毎日スプーン1杯飲むとよいです。残った大根はそのまま食べてもいいですし、料理にも使えます。
@花絵さん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
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冬になって空気が乾燥してくるとドアノブなど金属に触れたときにバチっと痛い思いをしたり、コートを脱ぐときもなかの服と擦れて発生した静電気を感じてゾワッとしたりすることがありますよね。今回はそんな静電気を軽減するために、コートの内側に安全ピンを付ける方法を教えていただきました。
なぜ安全ピンを付けることで静電気が軽減されるのかというと、付けた安全ピンに触れることで金属を通じて身体に帯びた電気が放電されるためです。なので、安全ピンを付ける場所は身体に触れる袖や襟の内側などがオススメです。コートに限らず、セーターなどの衣服でも身体に触れる場所に付ければ効果がありますよ。安全ピンは100円ショップなどでも売っていたり、クリーニングして戻ってきた服に付いていることもあったり、手に入りやすいのもよいですね。
洋服の生地によっても電気を帯びやすいものとそうでないものがあります。同じ電気を帯びやすい素材でも、プラス(+)を帯びやすい素材とマイナス(-)を帯びやすい素材があります。
+を帯びやすい:ナイロン、羊毛、レーヨン、絹 など
-を帯びやすい:アクリル、ポリエステル、アセテート など
帯電しにくい :綿、麻 など
このなかでは綿がもっとも帯電しにくく、反対に吸湿性が低くつくられている化学繊維は乾燥しやすいため帯電しやすく、静電気が起こりやすくなります。
同じ素材の洋服を組み合わせるか、電気を帯びにくい綿などの素材を組み合わせることでも静電気防止の効果が期待できます。逆に、ナイロンコートとアクリルニットなど、+と-を組み合わせてしまうと静電気が起きやすくなってしまうので注意が必要です。
そうはいってもファッションを楽しむためには、静電気によってスカートが脚にまとわりつくなど不快な思いをすることがあっても、好きな洋服を自由に組み合わせたいですよね。本格的な対策としては静電気除去スプレーの使用やクリーニング屋さんで静電気防止加工を施してもらうなどありますが、自宅で簡単にできる方法があります。それは、柔軟剤を使って洗濯をすることです。柔軟剤が衣類の表面をなめらかにすることで洋服同士の摩擦が抑えられ、静電気が起きにくくなります。特に新しい洋服は、汚れの有無にかかわらず1度柔軟剤を使って洗濯するといいですよ。
いかがでしたでしょうか。他にも、静電気は乾燥すると起こりやすくなるので、物に触れたときのバチッを軽減したいときは、手にハンドクリームを塗るなどして保湿するのも効果がありますよ。 皆さんも静電気対策をして乾燥する冬を快適に乗り越えましょう!
@おばあちゃん