さっぱり和風の浅漬けからスープまで幅広くつかえるセロリ|おばあちゃんの家庭菜園
こんにちは。おばあちゃんです。
梅雨が明け暑い日が続いています。庭作業をするときは体を太陽光からしっかりと守り、水分補給をしながら、昼間の日が高い時間は避けて行いましょう。
また野菜や植物に水をあげる際は朝か夕方の時間にしましょう。昼間にあげると水が高温になり、根が弱ってしまいます。
さて、今回おばあちゃんが育てるのは香りが爽やかな香味野菜のセロリです。
独特な香りとシャキシャキとした食感が特徴のセロリは、古代ギリシャや古代ローマで薬として用いられていた植物。ビタミン、ミネラル、カリウムや鉄分といった栄養素のほか、食物繊維も豊富で、香りに含まれるアピインという成分は不眠やストレス緩和に効くとされています。血液をサラサラにし、血圧、冷え性の改善にも効果があるとされ、現代でも漢方に使用されています。
セロリの苗は7月から8月ごろに植え付けます。苗は茎が締まってしっかりとしたものを選びましょう。個数は標準サイズのプランターに3株程度が目安です。植え付けの際は苗の根をほぐしましょう。またセロリは水分を好むので、水切れをおこさないように朝晩たっぷりと水をあげましょう。
セロリをベランダで育てる場合は半日陰で直射日光に当たらないところにプランターを設置しましょう。また、セロリは肥料が足りないと”す”が入ってしまい味が落ちてしまうので追肥も忘れずに。2週間程度の間隔で肥料を与えます。
背丈が30~40センチになったら収穫時期。茎全体を掴んで根本をナイフで切ります。
少量ずつ使用したい場合は外側の葉から使用する分だけ切り取ります。こちらの収穫方法は長く楽しめますが、時期を逃すと”す”が入り品質が低下してしまうので気を付けてくださいね。
おばあちゃんの家ではさっぱりと浅漬けにするほか、くたくたになるまでセロリを煮込んだスープに。孫たちも大喜びで食べてくれます。とくにスープは夏場の暑さで弱った内臓を温めるので体調も整います。ぜひ試してくださいね。
@おばあちゃん
他にもこんな『エコな知恵』をご提供いただきました
@ミヨボールさん
@mimi太郎さん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
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