肉厚でみずみずしい、子どもたちも笑顔になるパプリカ|おばあちゃんの家庭菜園
こんにちは。おばあちゃんです。
3月も終盤にさしかかり暖かい日が増えてきました。庭いじりがしやすい季節でおばあちゃんもうれしいです。
この暖かくなる時期に育て始めるのはパプリカ。ナス科のお野菜でトウガラシの一種ですが、トウガラシと比べ実が大きく厚みがあり、辛味がないものがパプリカやピーマンと分類されています。緑色の未熟な状態で収穫されたピーマンに対して完熟した状態のものをパプリカと分類します。ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ緑黄色野菜で、カラフルな見た目も楽しい野菜ですよね。
パプリカは湿気を嫌うため、水はけをよくするために深めのプランターを用意します。
メッシュ付きのプランターや、底に石を敷くなどすると水はけがよくなり病害から守ることができます。また風通しと日当たりのよい場所で育てましょう。
暖かくなってきたら苗の植え付けを行います。植え付けたら支柱を立て、茎と支柱を紐で結びます。きつくならないよう八の字で結びましょう。
あとは朝夕かかさずに水をあげてください。
苗が成長してきたらわき芽を取ります。茎と葉の付け根部分から生えてくる芽のことで、放置すると枝葉が茂り栄養が分散してしまったり、病気の原因になったりします。わき芽はこまめに摘み取りましょう。また、パプリカは成長するために多くの栄養を必要とします。2週間ごとを目安に追肥を行いましょう。
パプリカは実を多くつけるため、収穫せずに放置すると株を弱らせてしまいます。
実が10センチ程度に育ったら随時収穫していきましょう。
おばあちゃんは生で食べるパプリカも大好きですが、焼きパプリカも甘みが増して大好きです。半分にしたパプリカにチーズを乗せてオーブンで焼くほかにも、丸ごと焼いたパプリカを塩コショウ、オリーブオイル、レモン汁で和えるマリネもさっぱりとしていて暑い季節にぴったりです。このときパプリカから出る汁ごと和えるのがポイントです。
彩りも鮮やかでこれからの季節に重宝するパプリカをぜひ育ててみてください♪
@おばあちゃん
他にもこんな『エコな知恵』をご提供いただきました
@プーさん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
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