トマトときゅうりを持ってるおばあちゃん

夏野菜の食べ方・漬物のつくり方|おばあちゃんの知恵袋

夏野菜の多くには身体を冷やす効果があるので、我が家ではプランターでナス・トマト・ピーマンなどを育てて積極的に食べています。暑い日には野菜たっぷりのスープで夏バテ対策をしています。
ザルいっぱいの夏野菜(ナス・トマト・ピーマン・トウモロコシ・キュウリなど)

@ぽんたさん

おばあちゃん

暑い夏にいただく旬のナスやトマトなどの夏野菜はとてもおいしいですよね。カリウムと水分が豊富な夏野菜は、利尿作用によって身体を冷やしてくれます。
ビタミンも豊富で、特にビタミンCは夏の紫外線を受けた肌をケアしてくれますよ。ビタミンCは熱に弱いので、日差しを浴びた日に食べるならサラダがおすすめです。

とはいえ、クーラーが効いた部屋のなかで身体を冷やしてばかりではかえって夏バテをしてしまいます。ぽんたさんのように野菜たっぷりのスープなど、身体を内側から温めることも忘れないようにしましょう。スープに生姜を入れるとより身体が温まりますよ。また生姜には保温効果だけでなく、身体を冷やす効果もあります。生の生姜には発汗作用があるため、身体の熱をとってくれます。たとえば豚の生姜焼きに生のすりおろし生姜を添えてもおいしいですよ。さまざまなお野菜をバランスよくいただいて夏を乗り切りましょう。

トマトときゅうりを持ってるおばあちゃん

次に、漬物のつくり方を知りたいという声をたくさんいただいたのでご紹介します。
暑い日にいただく冷たい漬物はとてもおいしいですよね。
基本の塩漬けをはじめとして、発酵させたものや酢漬けなど種類がたくさんありますが、今回は夏にぴったりのレシピをお教えします。

・きゅうりの一本漬け(きゅうり3本分)
① ピーラーできゅうりの皮を縞目に剥いたあと、ヘタを落として板ずりをして水洗いする
② 水100ccに煮切りみりん小さじ2、塩小さじ2、醤油小さじ1、酢小さじ1、昆布だし適量(昆布茶や昆布でも可)、鷹の爪ひとつまみを入れて混ぜ合わせる
③ ポリ袋に①と②を入れて冷蔵庫で半日置いたらできあがり

・キャベツの浅漬け(キャベツ1/4玉分)
① ポリ袋に一口大に切ったキャベツ、塩小さじ1/2、砂糖1/2を入れて揉み込み、15分ほど置く。出てきた水分はよく絞っておく
② 生姜ひとかけを千切りにする
③ ①に②、細く切った昆布(昆布だしでも可)、酢小さじ1、砂糖小さじ1/2、塩小さじ1/2を入れて軽く揉みこみ、冷蔵庫で1時間ほど置いたらできあがり

お皿に盛ったきゅうりの一本漬けとキャベツの浅漬け

食欲が落ち込む暑い日でもいただきやすい漬物をご紹介しました。
汗をたくさんかいた日は味が薄く感じる場合があるので、塩分などはお好みで調整してくださいね。食べる直前にお醤油を少しだけかけるのもおすすめです。
また今回は漬けるだけのレシピでしたが、次の機会には発酵が必要なレシピもお伝えできればと思います。

夏バテにはくれぐれも気を付けて元気に楽しい夏を過ごしてくださいね。
おばあちゃんも孫たちと遊ぶのに備えて、しっかり夏野菜を食べて体力をつけたいと思います。

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@おばあちゃん

他にもこんな『エコな知恵』をご提供いただきました

窓を開けるときは1ヵ所ではなく風が通り抜けるよう2ヵ所開けています。

@フクラギさん

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