ドライ野菜のつくりかた|おばあちゃんの知恵袋
カボチャや大根、ニンジンを薄くカットして天日で干します。2日もするとほどよく乾きますので、保存瓶に入れて保管します。調理するときは、20分を目安に水かお湯で戻します。
@せいれんさん
他にもこんなエコな知恵をご提供いただきました
冬はねぎ、しょうが、大根、人参などの冬野菜を積極的に摂ります。これらの食材は血行をよくし体を内側から温める効果があります。
@孫大好き爺さん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
おばあちゃんの家族やお友達を「テクノ家プロフィール」でご紹介しています。
野菜を天日干ししてつくる干し野菜。干したお野菜は旨味と栄養がぎゅっと濃縮され、生で食べるときとはまた違った味わいになります。
さらに水分が抜けることで歯ごたえのある食感になるほか、調理の際に味がしみ込みやすく煮崩れしにくい、長期間保存できる、といった利点もあります。
空気の乾燥しているこの季節に一度試してみてはいかがでしょうか。
干し野菜は定番の大根やにんじん、れんこんといった根菜類やきのこ類、そのほかピーマンやなすなどいろいろな野菜でつくることができます。初めての方は水分含有量の少ない野菜から始めると失敗が少ないですよ。ただ、冷蔵庫に入れていても数日で傷んでしまうような野菜は避けたほうがいいでしょう。
つくり方は簡単。洗った野菜を好きな形にカットします。炒め物用に千切り、煮物用に乱切りなど、つくる料理に合わせて切っておくと調理するときに便利ですよ。
干し野菜は水分を抜くことがポイント。カットしたらキッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ります。
風通しのよいザルの上に野菜を並べ天日干しにします。よく日の当たる朝から夕方にかけて屋外に出し、日が沈むころには家のなかへ入れましょう。これを2日ほど行うと水分が抜けて干し野菜の完成です。大きめにカットした場合は、具合を見ながらもう1日干しましょう。
干した野菜はタッパーやジッパー付きの袋に入れてひと月ほどを目安に食べきりましょう
干し野菜を調理するときは水かお湯に20分ほど浸けて戻します。戻した水にも野菜の旨味や栄養が溶けだしているので、できれば一緒に調理しましょう。
またこれまでは使いきれずに捨ててしまっていた野菜も干し野菜にして長持ちさせることで食品ロスを減らすこともできます。ぜひ試してみてください。
@おばあちゃん