ものを大切にする江戸時代の暮らし|おばあちゃんの知恵袋 投稿日:2017.04.21/更新日:2021.11.4 4,450 views 昔の人が繰り返しものを使えるように工夫していたことを教えてください。 @はたさんさん ものを大切にするという日本人ならではの姿勢は、江戸時代の暮らしにヒントがあります。 例えば、着物は古着で買ったのち、自身で修繕や補強を入れることはもちろん、 何度も仕立て直しを行い、縫い目をほどき反物に戻してから洗濯していたそう。 さらに使い古した着物は、端切れにしておむつや雑巾、かまどの焚きつけとして使用。 その灰は専門業者に回収され、肥料や焼き物のうわ薬として活用されていたといわれています。 江戸は大消費地であり、当時は資源が少なかったため、 徹底したリサイクルの習慣が身についていたんですね。 当時の人々は地球環境を考えて、ものを再利用していたわけではありませんが、 こうした姿勢から私たちが学ぶべきこともありますね。 @おばあちゃん 関連記事: ・【環境体験型 施設ナビ】顧みる! 江戸の循環型社会 Post 教えておばあちゃん, 生活の知恵, 衣類の知恵 小水力発電が拓くエネルギー「地産地消時代」 四日市公害と環境未来館@三重県四日市市 |歴史に学び、未来に向かう 関連記事一覧 落花生の殻の消臭剤|おばあちゃんの知恵袋 2013.08.23 洗濯機を効率的に使う!|おばあちゃんの知恵袋 2022.07.22 肌の乾燥を防ぎ免疫力アップ! 2024.01.12 エコ知恵募集!『おばあちゃんの知恵袋』 PR 電気ポットの電気代を節約する方法|おばあちゃんの知恵袋 2025.02.14 味わい尽くす旬の新茶 2025.04.11 暑さが落ち着くころが蚊の活動ピーク!?蚊よけは9月も... 2024.09.13 エコニュースメルマガ会員募集 PR 茶殻のくくり枕|おばあちゃんの知恵袋 2015.03.06 割れたファンデーションの復活法|おばあちゃんの知恵袋 2021.04.09
例えば、着物は古着で買ったのち、自身で修繕や補強を入れることはもちろん、
何度も仕立て直しを行い、縫い目をほどき反物に戻してから洗濯していたそう。
さらに使い古した着物は、端切れにしておむつや雑巾、かまどの焚きつけとして使用。
その灰は専門業者に回収され、肥料や焼き物のうわ薬として活用されていたといわれています。
江戸は大消費地であり、当時は資源が少なかったため、
徹底したリサイクルの習慣が身についていたんですね。
当時の人々は地球環境を考えて、ものを再利用していたわけではありませんが、
こうした姿勢から私たちが学ぶべきこともありますね。
@おばあちゃん