古くから愛される便利アイテム『日本手ぬぐい』|おばあちゃんの知恵袋
古くから愛用されてきた「日本手ぬぐい」の魅力をひも解きましょう。
薄くてかさばらず、速乾性と通気性に優れた日本手ぬぐい。
両端が切りっぱなしになっているのは、江戸時代に反物から直接切り売りされていたことに由来するそうです。
使い始めのうちはほつれてきますが、徐々に落ちつくのでご安心を。
縫い目がないので、端に汚れがたまることもなく、とても衛生的ですね。
手ぬぐいはその昔、旅には欠かせない七つ道具のひとつでした。
手や体を拭く以外にも、風呂敷のように物を包むことができるほか、頭巾やマスク、紐、包帯など、さまざまな用途があることから、二本以上は持ち歩くことが常識だったそうです。
砂ぼこりの多かった江戸の下町などでは、手ぬぐいを帽子やスカーフに見立てて、粋なおしゃれを競ったんですって。
最近では、その便利さと豊富なデザインから、再び注目を集めています。
今後も色々な手ぬぐいの利用法をご紹介していくのでお楽しみに。
みなさんの使い方も教えてくださいね。
@おばあちゃん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
おばあちゃんの家族やお友達を「テクノ家プロフィール」でご紹介しています。