環境トピックス

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環境産業市場130.3兆円

環境省推計前年から5.9%増2000年比約2.1倍

 環境と経済の相互関係における情報の整備・発信を行っている環境省は2025年6月、2023年の国内環境産業市場規模の推計結果を公表した。市場規模は前年比5.9%増の130兆3312億円だった。
 環境省では国内の環境産業について市場と雇用の規模、輸出入額、付加価値額、経済波及効果の各推計値を調べ毎年公表している。今回の2023年推計で130兆円を超えた環境市場は2000年と比べ約2.1倍に成長した。全産業に占める割合は11.3%だった。 雇用規模は約292.2万人。前年比0.3%減でほぼ横ばいだが2000年比では約1.5倍になっている。
 そのほかの推計値は、輸出額=約23.5兆円(前年比19.5%増)、輸入額=約5.6兆円(同7.3%増)、付加価値額=約52.4兆円(同3.2%増)、経済波及効果=約250.7兆円(同8.6%増)だった。
 市場は4分野に分け推計。各規模は「環境汚染防止」が約15.2兆円、「地球温暖化対策」が約41.5兆円、「廃棄物処理・資源有効利用」が約64.3兆円、「自然環境保全」が約9.3兆円だった。  調査では将来の市場規模が2050年にかけてさらに拡大し約146.8兆円まで成長するという予測も示している。

※環境省発表資料をもとに作成。

※本記事は環境市場新聞82号(1面)記事を掲載しています。

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