菜の花のあれこれ豆知識
*本記事は環境市場新聞83号掲載記事です。

まだまだ冬の寒さが続きますが、2月頃から鮮やかな菜の花畑が姿を見せるでしょう。地域によっては5月頃まで長く楽しめます。
菜の花は「アブラナ科アブラナ属」の植物の総称。あぶら菜、大根や白菜、ブロッコリー、ルッコラなども含まれ、これらの植物に咲く黄色い花を広く「菜の花」といいます。
おなじみなのはスーパーで売られている食用の菜の花。これには「和種」と「西洋種」があり、その多くは品種改良して葉や茎を柔らかくしたものです。あぶら菜、からし菜、かき菜、のらぼう菜など、さまざまな種類がありますよ。
一方で、観光地や河川敷を埋め尽くすように咲いている菜の花は主に観賞用。食用と明確に区別されているわけではありませんが、花付きがよく、大きな花が咲く品種が人気です。

菜の花の高い栄養価で風邪予防
食用の菜の花は栄養価の高い野菜で、ビタミンCをはじめ、ビタミンB1、B2、葉酸、βカロテンなどが豊富です。独特の香りとほろ苦さが特徴で、大人向けのイメージですが、ぜひ小さなお子さんにも食べてほしい食材。この季節にうれしい風邪予防や肌を整える効果が期待できます。
また菜の花の苦みは食材の選び方や調理の工夫で抑えることができます。購入するときには、なるべくつぼみの状態のものを選びましょう。黄色い花が咲ききってしまうと、苦みが強くなります。茹でるときに重曹を少しだけ加えるのもコツ。繊維を柔らかくして苦みやえぐみを抑えてくれます。
調理方法では炒めるのがおススメ。菜の花に含まれるビタミンCは水溶性のため、茹ですぎたり水にさらしすぎたりすると流れ出てしまいます。油でコーティングすることで苦みも抑えられますし、同じく豊富に含まれるβカロテンは油といっしょに摂取することで吸収率がぐんと高まります。
おばあちゃんのお気に入りレシピは、湯通しした菜の花に、ツナと油揚げの細切りを加え、マヨネーズであえたサラダ。仕上げに砕いたアーモンドを振りかけます。菜の花の栄養素と相性のいい食材をバランスよくとることができます。
愛でてよし、食べてよしの菜の花。春の訪れを一足先にお楽しみください。

冬が主役の野菜や植物をご紹介しています。























































